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2011年04月13日

ライン際での対処の仕方 そのニ

前回の記事の続きです。


こういうエントリーはどうでしょう?ライン際でどうなるか分からないのでとりあえず両建てしてみるのです。どちらか一方に動いたところで片方を決済します。後はそのまま価格が利益の方向へ動くのを期待します。ストップロスも大きな痛手にならないように設定します。これまた小学生並みのトレード手法ですね。^^; でもロジックとしては悪くありませんよ。この方法が使えるのは確実に価格が一方に動くポイントでしょう。すぐ戻ってくるようなポイントでは必ず失敗に終わってしまいますね。とすれば、やはりブレイク狙いで両建ては賢いともいえます。新トレード手法完成ですね。w

両建てでやってみる場合のシナリオを考えます。まず両建ての良いところはマイナスがないところです。ですからどの方向へ行こうが関係ありません。とりあえずライン際で大きく展開しそうな箇所で両建てしておいて、まあ10pips程動けば逆の方のポジションを決済して後はそのまま波に乗るという考えです。完全にリスクフリーのトレードですね。精神的にとても楽です。



このケースだと、上に行ったので買いのポジションはホールドして、売りのポジションを決済します。そしてこのまま上に行くのを期待・・・。この後、実際に上に行きましたよ。



でも結局こういう事なんです。両建てせずにきれいに抜けるのを待てばよいのですね。ちょこっと抜けただけでポジションをとると結果的に迷ってしまうでしょう。その後に変な判断があるとほぼ確実に損失になりますね。完全に抜けてからポジションを取るというのは、先ほどの両建てエントリーと同じロジックになっています。でも、色々と迷ってしまうくらいなら両建てでのんびりと待ってみるのも一つの手段ではないでしょうか?

厄介なのは抜けた後に戻ったりするロウソクです。そのまま素直にブレイクアウトになるケースももちろんあります。レンジ場からのブレイク狙いなら抜けてすぐの順張りエントリーも悪くないでしょう。それでもちょっと手堅く様子見してエントリーする事もよさそうです。こういうのを1時間足チャートを見てやっているとノイズを消すという効果でダマシ回避になる可能性もありますが、エントリーが遅くなりますし、損切りも少し大きめになります。5分足なら全てが逆です。ここも好みの問題かもしれません。

  
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Posted by PipDealer at 20:03Comments(1)攻略ヒント

2011年04月12日

ライン際での対処の仕方 その一

前記事の続きです。(ちょっと変更しました。面白いテクニックはその次の記事に書きます)今回の記事は、支持線・抵抗線を抜けるかそれとも反発するか、どっち??の水平線バージョンです。前のものはトレンドラインとしての支持線・抵抗線でした。


NYボックスなどのブレイク狙いは、常にライン際のプレーとなります。私はいつも反発狙いを考えていますが同じライン際のプレーには違いありません。ところで、ライブで見ていると抜けるのか反発するのかとても分かりづらいです。Three Brothes/Sistersのリズムがキレイな時はかなりの高確率で決まりますが、水平線の支持線・抵抗線は難しい場面が多いですね。トライアングルのフォーメーションがある場合は若干の助けになるものの、私の感覚で言うとそこまで確率は高いと思いません。



プライスアクショントレードを熟知していない人でも大きく反発したポイントは注目すべき所であることは知っていると思います。その大きな反発ポイントに支持線(黄色)を引きました。抜ければ大きく展開するはずですが・・・。このポイントを安値と仮定しても同じ考えです。NYボックスと同様に考えてみてください。どうなるか予測できますか?ちなみに私はこの時点では予測してポジションを取りません。11日のポンド・ドルの5分足チャートです。



さらに一歩近づいたと思いきや大きく反発。さすがに意識されているようなポイントだけあります。



大きな陽線の反発を全て飲み込んだ瞬間ですね。大きな陰線が出て支持線を割りました。この後あなたはどう予測しますか?



コレくらいの反発なら余裕といったところでしょうか。とりあえず攻防のポイントである事をさらに確認しましたね。



気にせずに待っていると再び陰線が連続で出ました。もう完全に売りと読みますか?



そして次のロウソクも大きく下に行きました。さらに大きな陰線がでましたがすぐ引き返してきました。これは注意ですね。



問題の場面です。注意して決済した人は正解ですが、仮にまだ売りの勢いがあると予測していたら失敗の可能性もありますよ。この後はどうなると思います?買い・売りどっちでしょう?



これを読めた人はなかなかの勘が働いていますね。次はどうなるか分かりますか?



さらにズドン!コレも読めました?この次は?(この後さらに安値を僅かに更新しました。)

どうでしたか?難しかったと思います。特にエントリーの判断となる部分が微妙すぎますね。私ならとりあえずタッチした時は様子見ですし、最初の抜けでも様子見ですね。これは全て5分足チャートからでした。5分足はノイズが多いから他の時間軸チャートを見ればよかったはずだ、と思う方もいるかも知れません。



15分足チャートならこう見えます。これだと僅かにラインを割ったところでエントリーして、その高値に損切りラインを設定すれば良いことになりますが、ラインを割ったらすぐエントリーするという事に問題があるわけです。この場合は成功しましたが、割った後の反発の可能性も考えて様子見した方が良い場合が多いからです。図で見るとラインを割ったのも僅か2pips程です。仮にそれが底ならまさに底で売るという最悪のシナリオになります。というわけでもう少し様子見してその次のロウソクから売りとすると、やはり15分足チャートでエントリーを確認していてはちょっと遅い感じです。



私のエントリーポイントを教えます。右から2番目の小さな陰線がヒゲを付け始めた所でエントリーします。あそこで下に行くと一早く読みます。これまた通常の考えとは違います。^^; ヒゲのちょっと上が損切りラインとなります。理由としては、あの場面ではやはり陰線の勢いが強い感じだからです。支持線を割った後の陽線が反発してもそれ程大きくなかった事と、その直後の陰線なら買いの勢いもそこまでか、といった判断です。早くエントリーしておけばそれだけ僅かな損切りラインで済むので私はこの方法を良く使います。

基本的には抜けてから順張りが安全ですが、一回様子見をしてちょっと視点を変えるだけでそういった単純な発想のエントリーからより柔軟なエントリーに変化も可能です。攻防ポイントで私がよくやるのが先ほどのようなエントリーです。つまり、ラインを抜ける前に順張りのエントリーです。この裏にあるロジック分かりますか?ヒントは十分だしました。これとは少し違いますが、あるプライスアクションの視点でダブルトップのネックラインより先にエントリーするというやり方もあります。これらについてはいつの日にか記事に書こうと思います。ネタ切れにならないように保存しておきます。^^

次回もライン際での対処ですが、視点を全く変えたエントリーです。ご期待下さい。
  
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Posted by PipDealer at 13:45Comments(3)攻略ヒント