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2011年04月22日

上級レベルのトレンドライン ~ロジックでTLを引け そのニ

今日は理論ばかりのツマラナイ記事です。^^; 初心者向けではないのでご了承下さい。

さて、慣れてない人が間違ってトレンドラインを引くと、無理に高値・安値同士を引いてしまう傾向があります。無理に引くと、無理やり自分で相場のリズムを作っているようなものでとても危険です。そのでっちあげたリズム(トレンドライン)を参考にしても失敗するだけです。それから、必ずトレンドにリズムがあるとは限らない事も覚えておくべきです。これはとても大事です。

~~ ここからは私のツマラナイたわごとです。 ~~ スキップして結構です。^^;

成功している人で間違ったトレンドラインを引いている人の典型は、時間軸を無視した関連性のない高値・安値を拾って、あたかもそのトレンドラインがリズム良く傾斜を形成しているようなところだけを見ている点です。プライスアクショントレーダーの殆どはトレンドラインを複数引いている為、守備範囲を広くしていてるのでそれほど危険性はありません。ライン際のプレーもやはり比較的安全ですから勝率は悪くないのです。でも良く見かけられるのが1時間足チャートを見ているのに数日前の高値・安値ポイントを今日のトレンドの傾斜と関係づけるものです。これは、関係がある場合とない場合があります。極端なケースは数週間前のトレンドの天井・底を起点として今日のトレンドの傾斜に合わせてトレンドラインを引くのもあります。^^; 

これはロジック的には、数週間前のSwing HighやSwing Lowが今日のトレンドと関連性があるとすると、その傾斜全体が一つのトレンドとして定義されるべきです。例えば、1時間足チャートで見れるトレンドは週足に比べてかなり視点が狭いですね。1時間足チャートのトレンドラインとたまたま週足チャートの傾斜が一致するという事で線を引くのにはロジックがありません。週足と1時間ではギャップが大きすぎるからです。日足ですら上下の波がたくさんあるのに1時間の時間軸では週足のトレンドとは無関係に細かい動きがありすぎるからです。関連性なく傾斜だけを見ると意味のないトレンドラインになるのです。

気づいていますか?私は成功者の中でもロジックに合わないトレンドラインを引いている人がよくいると言ったのです。つまり、多少間違っていても成功するんです。どうしてか分かりますか?要するに、トレンドの傾斜にリズム(正確にはトレンド中のリトレースメントのリズム)を発見できた場合は、その起点は結局のところ問題ではないからです。ちょっとくらい間違って引いてもリズムに注目していればそれ程大きなミスはないのです。Three Brothers/Sistersが成功するのはそのリズムがある時ですよね。そのリズムのある傾斜が長くても短くても関係ないのです。例え起点が先週のトレンドの初期であったとして、今日のトレンドとは無関係なものであったとしても、きちんとしたリズムを拾ってラインを引けば結果的に同じ事をしているんですね。

~~ たわごと終了! ~~

最後に、何故私はインナートレンドラインを最初に見るかについてです。私はそのトレンドのリトレースメントのリズムが出易いような線が欲しいからです。リトレースメントはトレンド中の反発ポイントですから、当然「反発する」為の存在です。天井や底も確かに反発ポイントですが、それらはトレンド中の反発ポイントではなく、トレンドの基点としてむしろ定義されるべきだと私は考えます。

Three Brothes/Sistersがいわゆる押し目買い・戻り売りのポイントとなっていますが、リトレースメントを見てトレンドラインを引きますよね。リトレースメント=反発ポイントなので、その部分だけを見るとリズムよく動いているのが分かると思います。実際にチャートで確認してみてください。そして、天井と底は関係ない場合がよくあります。ただし、守備範囲を広げて天井と底から引くメイントレンドラインも無視できません。次の記事にメイントレンドラインについて書きます。

次回に続きます。^^

  
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Posted by PipDealer at 17:39Comments(8)攻略ヒント

2011年04月21日

上級レベルのトレンドライン ~ロジックでTLを引け その一

Everyone wants to know how to draw trend lines. Drawing them can be easy as long as you know the right way to do it.

今回のシリーズは恐らく初心者向けではありません。ご了承下さい。^^; このシリーズの内容を全て把握して実践している人はトレンドラインの引き方をマスターしたトレーダーであると私は思います。

それではどうぞ。

トレンドラインの引き方は人によって違う事を知っていましたか?それが理由でトレンドラインはあまり意味がないという誤解もあるようです。私はある一定の引き方をしています。他のトレーダーはどういう根拠でラインを引いているか私は分かりません。どれが正しいとはいいませんが、私なりのロジックでトレンドラインを引くとかなりの勝率になっている事は確かです。是非試してみてください。

トレンドの動きに沿ってラインを引くからトレンドラインだが?


トレンドは高値・安値の一定した切り上げ・切り下げがその定義の要素ですが、トレンドラインは闇雲に高値同士や安値同士を結ぶ事ではないのです。まずは注目のロウソクを見つけるというのが最初の作業です。このトレード手法で成功している人でもそのロジックがかなり無茶なケースもあります。適当に何本か引いておいて、それでも全てが目安のラインとして考えているので勝てているのです。確かに候補となるトレンドラインは複数の場合があります。メインのトレンドラインとインナーのトレンドラインです。

今回は、インナーのトレンドラインに注目します。下の図を見てください。



14日のドル・円5分足チャートです。左下の白丸が底です。私は底のポイントをまず無視します。これは普通のトレンドラインの引き方と違います。黄色の丸が山で赤が谷。これをSwingといいます。黄色がSwing Highで赤色がSwing Lowです。これらはプライスアクションで注目すべきポイントとなります。そして赤丸が私のトレンドラインの起点となります。つまり、リトレースメントのポイントをトレンドラインの起点としてみるのです。天井や底はメインのトレンドラインとして後に使いますが、最初は無視するのです。これはどういうロジックか後で説明します。(相変わらず全てにロジックを求めています ^^;)

画像では、過去のチャートを見ているので確かにラインは引きやすかったです。ライブで見ていれば、あの緑の丸印のポイントではロウソクの安値にきちんと線を引きますが、この例題としては別のポイントが明確だったのでそれにあわせました。



青丸のポイントがその明確なポイントでした。何故かと言うと、反発が大きいからです。こういうところは支持線になりやすいのです。緑の丸よりもより重要ですね。これは最初の画像よりもさらに上昇しているところです。赤、黄、そして緑丸はすべてさきっと同じものです。



上の画像をさらに上へ行きます。青丸は先ほどのものですよ。オレンジの丸ポイントは小さなロウソクの集団です。ラインに触れてはいないものの、許容範囲と考えて下さい。5分足チャートなら最大5pipsが許容範囲と私は考えます。



ラインに触れないロウソクの集団ですが、その傾斜に律儀に沿って上昇しているのが分かります。ここまで確認できると完全にパターンにはまっていると余裕を持ってください。



15日の東京市場オープンして間もない時間帯のドル・円5分足チャートです。ちょっとリズムが崩れかけているもののまだ上昇です。チャートで確認してみて下さい。結局この後も伸びて83.70になりました。私もしっかりと10pips程稼ぎました。*決済の理由は伸びても一旦は落ちると読んだからです。


このトレンドラインは割りと長めでしたね。ゆったりと上昇していくタイプのトレンドで、底を掴めば大もうけするタイプですね。仮に初期に乗り遅れてもこのようにトレンドラインで押し目買いのポイントを見つければまだ少しは稼げます。ちなみにメインのトレンドラインは、トレンドの初期、つまり天井と底を基点とします。フィボナッチリトレースメントの引き方と同じです。常々Three Brothers/Sistersのやり方では3回目の反発以降は無視するようにいいましたが、このように緩やかな傾斜のトレンドは、そのリズムが持続する事が多いのです。過去のチャートで確認してください。長いトレンドほどゆったり(スピード的に)とした傾斜になっていますよ。

次回に続きます。お楽しみに。^^

  
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Posted by PipDealer at 22:33Comments(5)攻略ヒント