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2011年04月25日
大きなロウソク出現!勢いに便乗すれば良いのか?? その一
最近レギュラーの読者が増えたようです。アクセス数はもちろん、ページビューが急増していますね。一人当たり平均4ページ以上も読んでいるという統計になっています。「長ったらしい記事は魅力的でない」の常識を破り続けたいと思います。^^ 上級者の方と一部の中級レベルのトレーダーを除いて今回の内容も濃いと思われます。
今回の記事はコメントにあった質問に対するものです。何故プライスアクションはダマシ回避のルールがないか?の記事の中で私は「価格のモメンタムを見極めてエントリーの判断をする」と書きましたが、それに対してhatenaさんが「これは、どのように判断されているのでしょうか?」というコメントをされました。モメンタムは勢いの事です。その勢いが強ければ順張りでついていく事ができます。逆に弱いなら様子見といった判断ができます。
**
ところで、この記事で扱う価格のモメンタムはレンジ場からのものではない場合を考えています。レンジ場からの勢いのある動きは大抵そのままトレンドにつながる確率が高く、モメンタムを分析する作業よりもその勢いに乗ってしまった方が良い場合が多いからです。最高率のブレイクトレード手法を読んで見て下さい。
私はVolumesのテクニカル分析で価格のモメンタムを判断する事もあります。出来高を分析するツールですが、FXの場合はそれほど正確なデータではありませんのでそこまで信頼できるものではありません。でも私はVolumesの基本的な使い方を判断のヒントとしています。この記事ではその基本的な使い方を紹介します。

メタトレーダーに最初からあるテクニカル分析の一つですね。赤と緑の線で取引量を示しています。緑はその一つ前の取引量よりも多いことを意味していて、長さが一つ前よりも長くなっています。赤は一つ前より取引量が少ない事を意味していて、長さも短くなっています。
緑は一つ前のバーより長さが長い。一つ前のバーより取引量が多くなったという意味。
赤は一つ前のバーより長さが短い。一つ前のバーより取引量が少なくなったという意味。
単純に考えて、取引量の多いところで陽線になっているならば、買いの勢いがあると見て判断してOKです。逆に、取引量の多い所が陰線なら、売りの勢いがあると判断します。

大きな陽線が出たところはVolumesでは一番大きくなっていますね。水色の丸印ですよ。取引量が多い、しかもその近辺で最大の取引量の陽線です。これは勢い的にとても信頼できそうですが・・・。ちなみに大きな陽線が出たところのロウソクは酒田五法の毛抜き底のパターンになっています。
さあ、ここから徹底的に分析します。これはライブで見ていないと分かりません。私がライブでロウソクの動きを見ながらモメンタムを見極めるという理由がコレを読めば分かるはずです。
最大の取引量(一番大きな緑のバー)の後の取引量は少なくなって赤いバーが出ていますね。そしてその赤いバーはロウソクでは陰線でした。これはその大きな買いの勢いのあった陽線の調整みたいなものかもしれません。いずれにしても売買の激しい攻防が読み取れます。結局その陰線は前の陽線を帳消しにしてしまうくらい下落しました。ライブでその動きを見るとあの大きな緑のバーを信頼してもすぐ逆走なので分からなくなってしまいそうです。でも同じくライブでその陰線がどうやって終わったかに注目すると、結局下ヒゲを付けてクローズしたんです。つまり、陰線で帳消しにしようとした勢いもやはり買いの勢いに飲まれた(吸収された)感じです。そしてその後は小さいながらもやはり上昇しています。
今度は黄色の丸印のポイントです。酒田五法の変形宵の明星(小さなコマではなく十字線)が出ていてその後は下落です。その下落ポイントの取引量は2番目に多いものでした。紫の丸印のところです。ではその紫の丸印のVolumesのバーから順にいきますよ。
紫の丸印のバー(取引量は2番目に多い)→ 赤、緑(わりと大きなバー)、赤、赤
それら4本のバーのロウソクの動きを見てください。ロウソクの動きだけを見ると方向性を失っていますね。でもその次のバーがまた急に取引量の多い緑のバーになっていて、そのバーの長さは大きめになっています。これは注目すべき所です。そのバーところのロウソク(陰線)は「買いの勢いを吸収」したものだと予測できます。何故吸収かというと長い上ヒゲがあるからです。そしてその後のロウソクとVolumesのバーを見てください。取引量が増した陰線が続いて一気に最安値更新です。あの緑の丸印のところですよ。3連続して取引量が増していますね。その取引量は陰線の勢いだったんです。ですからあのように最安値更新となったのです。
次回に続きます。
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私はVolumesのテクニカル分析で価格のモメンタムを判断する事もあります。出来高を分析するツールですが、FXの場合はそれほど正確なデータではありませんのでそこまで信頼できるものではありません。でも私はVolumesの基本的な使い方を判断のヒントとしています。この記事ではその基本的な使い方を紹介します。
メタトレーダーに最初からあるテクニカル分析の一つですね。赤と緑の線で取引量を示しています。緑はその一つ前の取引量よりも多いことを意味していて、長さが一つ前よりも長くなっています。赤は一つ前より取引量が少ない事を意味していて、長さも短くなっています。
緑は一つ前のバーより長さが長い。一つ前のバーより取引量が多くなったという意味。
赤は一つ前のバーより長さが短い。一つ前のバーより取引量が少なくなったという意味。
単純に考えて、取引量の多いところで陽線になっているならば、買いの勢いがあると見て判断してOKです。逆に、取引量の多い所が陰線なら、売りの勢いがあると判断します。
大きな陽線が出たところはVolumesでは一番大きくなっていますね。水色の丸印ですよ。取引量が多い、しかもその近辺で最大の取引量の陽線です。これは勢い的にとても信頼できそうですが・・・。ちなみに大きな陽線が出たところのロウソクは酒田五法の毛抜き底のパターンになっています。
さあ、ここから徹底的に分析します。これはライブで見ていないと分かりません。私がライブでロウソクの動きを見ながらモメンタムを見極めるという理由がコレを読めば分かるはずです。
最大の取引量(一番大きな緑のバー)の後の取引量は少なくなって赤いバーが出ていますね。そしてその赤いバーはロウソクでは陰線でした。これはその大きな買いの勢いのあった陽線の調整みたいなものかもしれません。いずれにしても売買の激しい攻防が読み取れます。結局その陰線は前の陽線を帳消しにしてしまうくらい下落しました。ライブでその動きを見るとあの大きな緑のバーを信頼してもすぐ逆走なので分からなくなってしまいそうです。でも同じくライブでその陰線がどうやって終わったかに注目すると、結局下ヒゲを付けてクローズしたんです。つまり、陰線で帳消しにしようとした勢いもやはり買いの勢いに飲まれた(吸収された)感じです。そしてその後は小さいながらもやはり上昇しています。
今度は黄色の丸印のポイントです。酒田五法の変形宵の明星(小さなコマではなく十字線)が出ていてその後は下落です。その下落ポイントの取引量は2番目に多いものでした。紫の丸印のところです。ではその紫の丸印のVolumesのバーから順にいきますよ。
紫の丸印のバー(取引量は2番目に多い)→ 赤、緑(わりと大きなバー)、赤、赤
それら4本のバーのロウソクの動きを見てください。ロウソクの動きだけを見ると方向性を失っていますね。でもその次のバーがまた急に取引量の多い緑のバーになっていて、そのバーの長さは大きめになっています。これは注目すべき所です。そのバーところのロウソク(陰線)は「買いの勢いを吸収」したものだと予測できます。何故吸収かというと長い上ヒゲがあるからです。そしてその後のロウソクとVolumesのバーを見てください。取引量が増した陰線が続いて一気に最安値更新です。あの緑の丸印のところですよ。3連続して取引量が増していますね。その取引量は陰線の勢いだったんです。ですからあのように最安値更新となったのです。
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2011年04月23日
上級レベルのトレンドライン ~ロジックでTLを引け その三
シリーズの3回目です。前回の続きからどうぞ。
まだメインのトレンドラインについて書いていませんね。メインのトレンドラインはトレンドの天井と底を起点とします。下の画像を見てください。

先日のユーロ・ドルです。5分足チャートです。一番右がメイントレンドラインで、その他は全てインナートレンドラインです。ここでは大雑把にリトレースメントを基準としたインナートレンドラインの候補になるポイントからラインを引いただけですので、必ずしも正しいインナートレンドラインを引いているわけではありません。
メイントレンドラインは傾斜が緩いのが特徴です。これは一番深いリトレースメントのポイントを拾ってラインを引くからです。一番外側のラインがメイントレンドラインになります。インナーとは、innerの英語、内側という意味があります。ところで、私はいつも5分足チャートを使いますが、15分足も見てトレンドラインや支持線・抵抗線も引きます。1時間足も参考にします。
ラインを割るかそれとも反発するかでエントリーを決めますが、これがとても難しいですね。これに水平線の支持線・抵抗線を加えるとより分かりやすくなります。それから、同じトレンドラインでもメイントレンドラインを割った時の方が大きく展開していく確率が高いですね。
上の画像では一番右がメインのトレンドラインとなっていますが、底と一番大きいリトレースメントのポイントをつなげていますよね。この後メイントレンドラインが破られても、それが新しい反発ポイントならそのポイントと底をつなげてメイントレンドラインを引き直します。

先ほどの画像からメイントレンドラインを引き直したものです。一番右がメイントレンドラインです。その他の4本は最初の画像で見られるものですよ。この画像では、さっきのメイントレンドラインがインナートレンドラインになりました。(先ほどのメイントレンドラインが内側になった為。ただし、定義上は、底から引いてあるのでメイントレンドラインとも言えます。)ぱっと見だけで起点である底からそれらのトレンドライン(インナーとメイン)を全て引けそうなのが分かりますか?これはそのトレンドの傾斜に注目しているからですね。私のトレンドラインの引き方は、そのトレンドだけを見ます。「現在の価格の動きに注目する」というのはプライスアクションの基礎中の基礎だからです。
それから私は100pipsごとの上下の動きをトレンドと定義しています。例えばあるトレンドがあってそこから100pips逆走します。この100pipsは単なる一時的な反発(リトレースメント)として捉えません。4時間足を見る人は違う解釈があるかもしれませんね。
**リトレースメントの定義はトレンド中の価格の調整ですから、それを考えると100pips程も動く調整はまずありえないです。それほど大きく逆走する場合はなんらかのファンダメンタルズの影響が必ずあるはずです。大きさから考えるとむしろトレンドと定義しても悪くありません。私は5分足を主に見ていますので100pipsはトレンドとして十分な大きさと考えています。これより大きいものは大型のトレンドと考えています。
簡単にまとめると下のような感じです。
上昇トレンド → 100pips下落(別のトレンド) → さらに100pips逆走(さっきとは別の上昇トレンド)
下落トレンドをはさんで2つの上昇トレンドの場合ですね。その2つの上昇トレンドの傾斜が見た目は一緒に見えても、全く別のファンダメンタルズの影響でトレンドが形成されたというロジックがあったとするなら、尚更この2つのトレンドに関連性はないものだと分かるはずです。もちろん、最初の上昇トレンドの影響を受けている場合もありますし、傾斜も似ている事もよくあります。この辺の判断は深く追及しません。ただ私の言いたいポイントは、「トレンドラインはトレンドライン毎に引く」というシンプルなやり方です。
私のトレンドラインの引き方が絶対だという主張はしませんが、この引き方はとても分かりやすく説明としても十分だと思われますので参考になるやり方だと思います。この他にも正しい引き方があるかは私は分かりませんが(このように詳しく説明してある記事を私は今まで見たことはありません)、このやり方でもかなりの確率ですし例題に出した画像などはほぼ毎日見られますよ。何度も同じようなパターンを見ると自然に確率の高いものだと納得できるでしょう。そしてプライスアクショントレードのThree Brothers/Sistersは絶対見逃せないトレード手法の一つとしてそのうち理解できると思います。これからもライブトレードからの画像をもっとアップしていきますのでThree Brothers/Sistersはそのうち見飽きるほどになるかも知れません。^^;
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まだメインのトレンドラインについて書いていませんね。メインのトレンドラインはトレンドの天井と底を起点とします。下の画像を見てください。
先日のユーロ・ドルです。5分足チャートです。一番右がメイントレンドラインで、その他は全てインナートレンドラインです。ここでは大雑把にリトレースメントを基準としたインナートレンドラインの候補になるポイントからラインを引いただけですので、必ずしも正しいインナートレンドラインを引いているわけではありません。
メイントレンドラインは傾斜が緩いのが特徴です。これは一番深いリトレースメントのポイントを拾ってラインを引くからです。一番外側のラインがメイントレンドラインになります。インナーとは、innerの英語、内側という意味があります。ところで、私はいつも5分足チャートを使いますが、15分足も見てトレンドラインや支持線・抵抗線も引きます。1時間足も参考にします。
ラインを割るかそれとも反発するかでエントリーを決めますが、これがとても難しいですね。これに水平線の支持線・抵抗線を加えるとより分かりやすくなります。それから、同じトレンドラインでもメイントレンドラインを割った時の方が大きく展開していく確率が高いですね。
上の画像では一番右がメインのトレンドラインとなっていますが、底と一番大きいリトレースメントのポイントをつなげていますよね。この後メイントレンドラインが破られても、それが新しい反発ポイントならそのポイントと底をつなげてメイントレンドラインを引き直します。
先ほどの画像からメイントレンドラインを引き直したものです。一番右がメイントレンドラインです。その他の4本は最初の画像で見られるものですよ。この画像では、さっきのメイントレンドラインがインナートレンドラインになりました。(先ほどのメイントレンドラインが内側になった為。ただし、定義上は、底から引いてあるのでメイントレンドラインとも言えます。)ぱっと見だけで起点である底からそれらのトレンドライン(インナーとメイン)を全て引けそうなのが分かりますか?これはそのトレンドの傾斜に注目しているからですね。私のトレンドラインの引き方は、そのトレンドだけを見ます。「現在の価格の動きに注目する」というのはプライスアクションの基礎中の基礎だからです。
それから私は100pipsごとの上下の動きをトレンドと定義しています。例えばあるトレンドがあってそこから100pips逆走します。この100pipsは単なる一時的な反発(リトレースメント)として捉えません。4時間足を見る人は違う解釈があるかもしれませんね。
**リトレースメントの定義はトレンド中の価格の調整ですから、それを考えると100pips程も動く調整はまずありえないです。それほど大きく逆走する場合はなんらかのファンダメンタルズの影響が必ずあるはずです。大きさから考えるとむしろトレンドと定義しても悪くありません。私は5分足を主に見ていますので100pipsはトレンドとして十分な大きさと考えています。これより大きいものは大型のトレンドと考えています。
簡単にまとめると下のような感じです。
上昇トレンド → 100pips下落(別のトレンド) → さらに100pips逆走(さっきとは別の上昇トレンド)
下落トレンドをはさんで2つの上昇トレンドの場合ですね。その2つの上昇トレンドの傾斜が見た目は一緒に見えても、全く別のファンダメンタルズの影響でトレンドが形成されたというロジックがあったとするなら、尚更この2つのトレンドに関連性はないものだと分かるはずです。もちろん、最初の上昇トレンドの影響を受けている場合もありますし、傾斜も似ている事もよくあります。この辺の判断は深く追及しません。ただ私の言いたいポイントは、「トレンドラインはトレンドライン毎に引く」というシンプルなやり方です。
私のトレンドラインの引き方が絶対だという主張はしませんが、この引き方はとても分かりやすく説明としても十分だと思われますので参考になるやり方だと思います。この他にも正しい引き方があるかは私は分かりませんが(このように詳しく説明してある記事を私は今まで見たことはありません)、このやり方でもかなりの確率ですし例題に出した画像などはほぼ毎日見られますよ。何度も同じようなパターンを見ると自然に確率の高いものだと納得できるでしょう。そしてプライスアクショントレードのThree Brothers/Sistersは絶対見逃せないトレード手法の一つとしてそのうち理解できると思います。これからもライブトレードからの画像をもっとアップしていきますのでThree Brothers/Sistersはそのうち見飽きるほどになるかも知れません。^^;
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