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2011年12月10日
支持線・抵抗線を極める その三
シリーズの3回目です。過去の実際の相場の動きから連日で解説しています。今月の5日のユーロ・ドルのチャートを15分足チャートを使って相場分析をします。今回のものはやや複雑ですが、最終的に3本のラインで分析しています。

抵抗線Aを引く理由は、単にその後の価格の下落によるものです。あの位置からそのまま下落なら午前中の高値として候補に挙げてOKです。そして下落が一旦止まった所から再び上昇。そこに最初の支持線を引きますが、ここは少し注意が必要です。その理由は、前回の記事で解説した12月2日のユーロ・ドルのチャートにもあります。赤い丸印の箇所で支持線を引かなかった箇所です。
最初の支持線の候補はすぐに抜けてしまいました。そして一旦下げ止まったのを見て新しい支持線を引きます。許容範囲の安値を試す動きの後はそのまま上昇しました。抵抗線Aで1回止まります。抵抗線を抜けると長いヒゲの陽線がでました。私の場合、このヒゲには抵抗線は引きません。この理由も考えてみましょう。^^ でもそのヒゲでラインを引いていれば次の陰線のロウソクは許容範囲で反発しましたね。ここでは私の分析が失敗だった事を証明しています。ちなみにこの長いヒゲの陰線では抵抗線を引く予定でしたが、次の太陽線が大きく抜けたのでラインを引く事ができませんでした。
その次は大きな陰線が出現。私はここで2つ目の抵抗線を引きます。抵抗線Bの事です。理由は、その陰線と次の陰線が下落した差にあります。つまり、抵抗線Bから抵抗線Aまで戻る程大きく下落したので抵抗線Bを引いたのです。そして、抵抗線Aは支持線となっていました。またまた鉄板エントリーです。
抵抗線Bを抜けたのですが一旦は戻されます。この辺りのエントリーは微妙です。許容範囲もちょっと危なっかしいです。案の定抵抗線Bはすぐ突き破られました。価格はその後に、2回目の鉄板エントリーとなる抵抗線Aまで戻されました。あそこまで戻ったなら抵抗線Cはラインを引く根拠としては十分です。^^
抵抗線B付近まで価格が戻ってきました。私の場合は、抵抗線Bはもうチャートから消えていますのでその辺りの反発でエントリーしません。エントリーしても良かったですね。^^; むしろ抵抗線Cに注目です。ところが、その抵抗線はあっさりと抜かれてしまいました。そしてその日の高値である一番上の抵抗線。ここでピタリ賞がゲットできればそれだけのトレードで十分なほどです。
ピンクの丸印は抜ければ大きく下落というポイントです。何故ならそのラインが一番機能していたラインなので、注目度が違うからです。2回鉄板エントリーとして支持線の機能があったのですが、それを失うともう下落しかありませんね。結局かなりの急落になって、一番下の支持線まで突き抜けてしまいました。
さて、解説を見るととても納得できますし簡単のように見えます。反発を確認してからのエントリーはライブなので意外に難しく、これは私も良く失敗します。ただし、こういう分析でエントリー候補を考えた場合、損切りが最悪でも10pips未満ですし、利益はそれの2倍以上なので期待値が断然高いのです。もう一度画像を見てください。仮に5pips程の損切り設定をして、注目のレベルで毎回反発するだろうと勝手に期待して確認なしでエントリーしたとします。どうですか?一旦利益が出れば確実に5、10、15、という風に利益を確保できるようにトレーリングストップをかけます。
このシリーズはここで一旦終わります。12月6日と12月7日のユーロ・ドルの分析はまたいずれ解説したいと思いますが、その前に過去記事などを十分消化して下さい。^^
次回からはもう少し初心者向けの内容になります。
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抵抗線Aを引く理由は、単にその後の価格の下落によるものです。あの位置からそのまま下落なら午前中の高値として候補に挙げてOKです。そして下落が一旦止まった所から再び上昇。そこに最初の支持線を引きますが、ここは少し注意が必要です。その理由は、前回の記事で解説した12月2日のユーロ・ドルのチャートにもあります。赤い丸印の箇所で支持線を引かなかった箇所です。
最初の支持線の候補はすぐに抜けてしまいました。そして一旦下げ止まったのを見て新しい支持線を引きます。許容範囲の安値を試す動きの後はそのまま上昇しました。抵抗線Aで1回止まります。抵抗線を抜けると長いヒゲの陽線がでました。私の場合、このヒゲには抵抗線は引きません。この理由も考えてみましょう。^^ でもそのヒゲでラインを引いていれば次の陰線のロウソクは許容範囲で反発しましたね。ここでは私の分析が失敗だった事を証明しています。ちなみにこの長いヒゲの陰線では抵抗線を引く予定でしたが、次の太陽線が大きく抜けたのでラインを引く事ができませんでした。
その次は大きな陰線が出現。私はここで2つ目の抵抗線を引きます。抵抗線Bの事です。理由は、その陰線と次の陰線が下落した差にあります。つまり、抵抗線Bから抵抗線Aまで戻る程大きく下落したので抵抗線Bを引いたのです。そして、抵抗線Aは支持線となっていました。またまた鉄板エントリーです。
抵抗線Bを抜けたのですが一旦は戻されます。この辺りのエントリーは微妙です。許容範囲もちょっと危なっかしいです。案の定抵抗線Bはすぐ突き破られました。価格はその後に、2回目の鉄板エントリーとなる抵抗線Aまで戻されました。あそこまで戻ったなら抵抗線Cはラインを引く根拠としては十分です。^^
抵抗線B付近まで価格が戻ってきました。私の場合は、抵抗線Bはもうチャートから消えていますのでその辺りの反発でエントリーしません。エントリーしても良かったですね。^^; むしろ抵抗線Cに注目です。ところが、その抵抗線はあっさりと抜かれてしまいました。そしてその日の高値である一番上の抵抗線。ここでピタリ賞がゲットできればそれだけのトレードで十分なほどです。
ピンクの丸印は抜ければ大きく下落というポイントです。何故ならそのラインが一番機能していたラインなので、注目度が違うからです。2回鉄板エントリーとして支持線の機能があったのですが、それを失うともう下落しかありませんね。結局かなりの急落になって、一番下の支持線まで突き抜けてしまいました。
さて、解説を見るととても納得できますし簡単のように見えます。反発を確認してからのエントリーはライブなので意外に難しく、これは私も良く失敗します。ただし、こういう分析でエントリー候補を考えた場合、損切りが最悪でも10pips未満ですし、利益はそれの2倍以上なので期待値が断然高いのです。もう一度画像を見てください。仮に5pips程の損切り設定をして、注目のレベルで毎回反発するだろうと勝手に期待して確認なしでエントリーしたとします。どうですか?一旦利益が出れば確実に5、10、15、という風に利益を確保できるようにトレーリングストップをかけます。
このシリーズはここで一旦終わります。12月6日と12月7日のユーロ・ドルの分析はまたいずれ解説したいと思いますが、その前に過去記事などを十分消化して下さい。^^
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2011年12月09日
支持線・抵抗線を極める そのニ
シリーズ第2弾です。前回の記事に引き続いて水平線の支持線・抵抗線を使って相場を分析します。前回は2本のラインでしたが今回は3本引きます。このシリーズでは、極力少ないラインを使うことを前提としています。その理由は、細かくラインを引くとその分の解説が必要になり記事が長くなるのと、細かい分析が裏目になる可能性があるからです。ちなみに私の場合、トレンドラインでもそうですがラインを引きすぎないやり方にこだわっています。
海外でもそうですし、日本でもライントレードとして多くのトレーダーに支持されているのですが、とにかくラインを引いてみるという人が多いようです。私の意見ですが、この「とにかく引いてみる」というのが裏目になっているように思います。つまり、考えずにラインを引く傾向がある為に、ついついラインが多くなるという点が裏目なのです。無駄でないラインももちろんありますが、細かい分析になるほど確率は低くなりますので、このシリーズではその部分も考慮してあえてラインを最大5本くらいに押さえて分析を試みます。

クリックして拡大して下さい。
3本のラインを確認してください。同時に私が何を根拠にそれらのラインを引いたか考えて見てください。ヒントは既に画像にあります。この考える作業が大事です。^^
~解説~
今月2日のユーロ・ドル15足チャートです。赤丸の箇所は安値がそろってはいるものの、支持線を引いていません。何故だか分かりますか?ちなみにその辺りのロウソクの動きはとても小さく、むしろレンジ場として捉えた方が良いです。ですからその箇所でブレイク狙いになります。しばらく動きを見ていると高値をつけた後は下落したので、まず抵抗線を引きます。その次に、毛抜き底が見られたので支持線を引きます。再び抵抗線に戻って来た時にエントリーチャンスをうかがいます。ピタリ賞の後も何回も反発していますね。どうやらどうしても抵抗線を突き抜けたいような動きです。
そして抵抗線抜け。さらにその抵抗線まで戻ってきて鉄板の押し目買いエントリー。毛抜き天井が出て上の抵抗線を引きます。ピタリ賞の後は先ほどの抵抗線がもう一度支持線として機能していますね。それを抜けると大きな下落の予感ですが、一旦は安値がそろった紫丸印のところでストップです。その箇所も下抜けすると次は支持線に注目です。この支持線も抜けたので急落しました。
以上が大まかな相場の流れです。僅か3本でもここまで分析可能です。というよりも、これ以上のラインを引く必要がなかったくらいでしたね。貪欲にエントリーする事も悪くないかもしれませんが、確率重視でやればこの辺りが無難でしかも効率が良いと思います。
前回と同様に15分足チャートのみでのトレードも可能なんです。マルチタイムフレーム分析をやらないでもOKという結論ではないのですが、エントリーや決済に関しては支持線・抵抗線がとても重要です。
次回も似たような解説です。^^
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海外でもそうですし、日本でもライントレードとして多くのトレーダーに支持されているのですが、とにかくラインを引いてみるという人が多いようです。私の意見ですが、この「とにかく引いてみる」というのが裏目になっているように思います。つまり、考えずにラインを引く傾向がある為に、ついついラインが多くなるという点が裏目なのです。無駄でないラインももちろんありますが、細かい分析になるほど確率は低くなりますので、このシリーズではその部分も考慮してあえてラインを最大5本くらいに押さえて分析を試みます。
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3本のラインを確認してください。同時に私が何を根拠にそれらのラインを引いたか考えて見てください。ヒントは既に画像にあります。この考える作業が大事です。^^
~解説~
今月2日のユーロ・ドル15足チャートです。赤丸の箇所は安値がそろってはいるものの、支持線を引いていません。何故だか分かりますか?ちなみにその辺りのロウソクの動きはとても小さく、むしろレンジ場として捉えた方が良いです。ですからその箇所でブレイク狙いになります。しばらく動きを見ていると高値をつけた後は下落したので、まず抵抗線を引きます。その次に、毛抜き底が見られたので支持線を引きます。再び抵抗線に戻って来た時にエントリーチャンスをうかがいます。ピタリ賞の後も何回も反発していますね。どうやらどうしても抵抗線を突き抜けたいような動きです。
そして抵抗線抜け。さらにその抵抗線まで戻ってきて鉄板の押し目買いエントリー。毛抜き天井が出て上の抵抗線を引きます。ピタリ賞の後は先ほどの抵抗線がもう一度支持線として機能していますね。それを抜けると大きな下落の予感ですが、一旦は安値がそろった紫丸印のところでストップです。その箇所も下抜けすると次は支持線に注目です。この支持線も抜けたので急落しました。
以上が大まかな相場の流れです。僅か3本でもここまで分析可能です。というよりも、これ以上のラインを引く必要がなかったくらいでしたね。貪欲にエントリーする事も悪くないかもしれませんが、確率重視でやればこの辺りが無難でしかも効率が良いと思います。
前回と同様に15分足チャートのみでのトレードも可能なんです。マルチタイムフレーム分析をやらないでもOKという結論ではないのですが、エントリーや決済に関しては支持線・抵抗線がとても重要です。
次回も似たような解説です。^^
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