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2012年02月27日
価格はこう動く!プライスアクション完結編 その1
相場は必然的に動くという事実をきちんと認識しているならば、ある一つの解釈が導き出されます。こう動けばこうなるという予測です。ある相場の動きがあってそれが必然的ならば、必ずなんらかのパターンを生み出すからです。偶然の動きの場合だと予測不可能でパターンも見られないはずですね。ところが価格の動きは偶然に起こるのでしょうか?偶然円高になったりしませんよね。何らかの裏づけや理由があって、しかもオーダーをするという人為的な操作がないと相場は動きません。誤発注のオーダーがない限り相場は偶然に動かないのです。
次に相場がどう動くかが分かるという予測は、あくまでも確率に基づいているので100%当たるわけではないですし、ある種のパターンにはまっているという事実が予測可能の必須条件になります。最終的には確率によりすがるものの、例えば勝率6割をキープして損益が同じ割合(例えば勝った時は+10で負けた時は-10とする)なら利益が増えます。そしてこのトレードプランは最終的に勝つという目標を達成します。
相場のパターンとは
何気なくダブルトップ・ダブルボトムの「ネックライン割りエントリー」を学習した時のことを覚えていますか?ネックライン際でエントリーしてトレードを成功させたからといって誰も褒めてくれないほどですよね。「それは基本だから」と言われるのがオチです。あなたは実際にそういう基本的な箇所でのエントリーをしていますか?実際はそういってダブルトップ・ダブルボトムを軽視している人ほど基本的なプライスアクションを無視して確率の低いエントリーをしています。ダウ理論ほど基礎中の基礎が軽視されているものはないかもしれません。グランビルの法則、酒田五法、そして幾つかのプライスフォーメーションはとても役に立つと私は思います。これらから学べるのは相場のパターンです。これらを学んだ時に意外にも納得させられた経験はありませんか?酒田五法などは十分説得力がありますね。手法のエントリーに説明不足は多いのですが、こういった理論は十分理解できて相場分析に役立ちます。
新しいパターン
このプライスアクショントレード手法の完結編では、もう一つのパターンを紹介したいと思います。ちょっとプライスフォーメーションのトライアングルを思い出してください。これらは最も高確率なパターンの類です。ダブルトップからのネックライン割りと同様に、「こうなったらこう動く」というパターンになりやすいです。検証を十分にした人や経験を積んだトレーダーなら分かるはずです。そして今回紹介するパターンも高確率のものです。これは基本的にブレイクアウトの起点を見つけることから始まります。
この手法及び理論・解説はSam Seiden氏のオンライン講義によるもので、彼自身FXのインストラクターとして海外でも絶大な人気を誇っています。私も偶然彼の解説をビデオクリップで見たのが全ての始まりでした。基本的な支持線・抵抗線の理解と売買の攻防の理解が鍵になります。彼の教えはとても分かりやすいというのも人気の一つですが、このブログでは更にダイジェスト版として中心となる部分を分かりやすく書きたいと思います。
まずブレイクアウトが起こるのは何故かという理由からです。Samによると、ブレイクアウトは売買の均衡が壊れてバランスを失うからだという見方で説明しています。実際にレンジ場という動きのない相場は売買の数・量があまり変わらないですね。そういう状況では価格は一定しています。トレンドが始まると相場は上下どちらかに一方的に動きますが、そうなる時は売買の均衡がなくなったことを意味しています。Samはまた需要と供給という基礎的な経済用語で説明していて、FXでのポジション取りやその分析は通貨ペアの需要と供給のバランスに関わっているという視点で教えています。
このブログの過去記事でも何回も書きましたが、信頼できるエントリーの一つにレンジ場からのブレイク狙いがあります。平たく横ばいになっている箇所からのブレイクアウトですね。Samもこれを彼のトレードスタイルに取り入れています。ちなみにこの手法はもともとスイング用ですが、1Hや15分足チャートでも悪くありません。彼はだいたい一回のトレードで1000pips程も取る事もありますが、その分そのパターンになるのを待たなくてはなりません。そして彼もやはりチャンスを待つ事を教えています。それだけでなく、勝てそうなときの利益が損失よりも3倍以上でないとエントリーしないという徹底したルールを持っています。^^;
次回に続きます。
~追加コメント~
プライスアクションと言えばSam Seidenを思い浮かべる人が多いほど海外では人気があります。彼の相場の見方を知ったのが全ての始まりでした・・・。別の表現を使えば、売買の攻防が終ってどちらかに強く出る時にエントリーするという手法です。
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次に相場がどう動くかが分かるという予測は、あくまでも確率に基づいているので100%当たるわけではないですし、ある種のパターンにはまっているという事実が予測可能の必須条件になります。最終的には確率によりすがるものの、例えば勝率6割をキープして損益が同じ割合(例えば勝った時は+10で負けた時は-10とする)なら利益が増えます。そしてこのトレードプランは最終的に勝つという目標を達成します。
相場のパターンとは
何気なくダブルトップ・ダブルボトムの「ネックライン割りエントリー」を学習した時のことを覚えていますか?ネックライン際でエントリーしてトレードを成功させたからといって誰も褒めてくれないほどですよね。「それは基本だから」と言われるのがオチです。あなたは実際にそういう基本的な箇所でのエントリーをしていますか?実際はそういってダブルトップ・ダブルボトムを軽視している人ほど基本的なプライスアクションを無視して確率の低いエントリーをしています。ダウ理論ほど基礎中の基礎が軽視されているものはないかもしれません。グランビルの法則、酒田五法、そして幾つかのプライスフォーメーションはとても役に立つと私は思います。これらから学べるのは相場のパターンです。これらを学んだ時に意外にも納得させられた経験はありませんか?酒田五法などは十分説得力がありますね。手法のエントリーに説明不足は多いのですが、こういった理論は十分理解できて相場分析に役立ちます。
新しいパターン
このプライスアクショントレード手法の完結編では、もう一つのパターンを紹介したいと思います。ちょっとプライスフォーメーションのトライアングルを思い出してください。これらは最も高確率なパターンの類です。ダブルトップからのネックライン割りと同様に、「こうなったらこう動く」というパターンになりやすいです。検証を十分にした人や経験を積んだトレーダーなら分かるはずです。そして今回紹介するパターンも高確率のものです。これは基本的にブレイクアウトの起点を見つけることから始まります。
この手法及び理論・解説はSam Seiden氏のオンライン講義によるもので、彼自身FXのインストラクターとして海外でも絶大な人気を誇っています。私も偶然彼の解説をビデオクリップで見たのが全ての始まりでした。基本的な支持線・抵抗線の理解と売買の攻防の理解が鍵になります。彼の教えはとても分かりやすいというのも人気の一つですが、このブログでは更にダイジェスト版として中心となる部分を分かりやすく書きたいと思います。
まずブレイクアウトが起こるのは何故かという理由からです。Samによると、ブレイクアウトは売買の均衡が壊れてバランスを失うからだという見方で説明しています。実際にレンジ場という動きのない相場は売買の数・量があまり変わらないですね。そういう状況では価格は一定しています。トレンドが始まると相場は上下どちらかに一方的に動きますが、そうなる時は売買の均衡がなくなったことを意味しています。Samはまた需要と供給という基礎的な経済用語で説明していて、FXでのポジション取りやその分析は通貨ペアの需要と供給のバランスに関わっているという視点で教えています。
このブログの過去記事でも何回も書きましたが、信頼できるエントリーの一つにレンジ場からのブレイク狙いがあります。平たく横ばいになっている箇所からのブレイクアウトですね。Samもこれを彼のトレードスタイルに取り入れています。ちなみにこの手法はもともとスイング用ですが、1Hや15分足チャートでも悪くありません。彼はだいたい一回のトレードで1000pips程も取る事もありますが、その分そのパターンになるのを待たなくてはなりません。そして彼もやはりチャンスを待つ事を教えています。それだけでなく、勝てそうなときの利益が損失よりも3倍以上でないとエントリーしないという徹底したルールを持っています。^^;
次回に続きます。
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プライスアクションと言えばSam Seidenを思い浮かべる人が多いほど海外では人気があります。彼の相場の見方を知ったのが全ての始まりでした・・・。別の表現を使えば、売買の攻防が終ってどちらかに強く出る時にエントリーするという手法です。
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タグ :プライスアクション
2012年02月25日
1に検証2に検証3・4に検証5も検証!
前回のシリーズ記事で紹介したMAトレードシステムは、プライスアクショントレードの視点を加えると飛躍的にエントリーのポイントと損切りレベルを絞る事ができます。これはこのブログでプライスアクショントレードの基礎を学ばないと使えない手法かもしれません。初心者の方はじっくりと関連記事を読んでからMAトレードシステムの検証をしてみてください。
具体的にはThree Brothers/Sistersや支持線・抵抗線の転換ポイント、そしてその他の注目すべきライン際でのプレーと10EMA及び21EMAの真ん中で重なるパターンが鉄板エントリーです。もちろん50SMAが約20~30度くらいの傾きである事が条件です。
その他の手法についても同様に、検証して納得してから実際に使ってみてください。検証の際に注意したいのは経済指標発表時にによる急激な動きの箇所です。こういった時間帯はサプライズ的な動きや極端な動きになるので、検証としての良い材料にならないのでスルーして下さい。
さて、そろそろプライスアクションの完結編シリーズを書きたいと思います。このプライスアクションはまだ未公開のパターンで、これに酷似したものが支持線と抵抗線が逆転する転換ポイントです。この現象は興味深い理論に基づいて分析されていて、これを理解すると相場の動きが事前に分かります。例えば幾つかのプライスフォーメーションもセオリー通りに動くならば相場の動きが事前に分かりますが、もちろん例外やサプライズの動きが入って本来のプライスアクションとはならない場合もあります。ただ言えるのは確率高めのものですし、知っていおいて損はないと思います。^^
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具体的にはThree Brothers/Sistersや支持線・抵抗線の転換ポイント、そしてその他の注目すべきライン際でのプレーと10EMA及び21EMAの真ん中で重なるパターンが鉄板エントリーです。もちろん50SMAが約20~30度くらいの傾きである事が条件です。
その他の手法についても同様に、検証して納得してから実際に使ってみてください。検証の際に注意したいのは経済指標発表時にによる急激な動きの箇所です。こういった時間帯はサプライズ的な動きや極端な動きになるので、検証としての良い材料にならないのでスルーして下さい。
さて、そろそろプライスアクションの完結編シリーズを書きたいと思います。このプライスアクションはまだ未公開のパターンで、これに酷似したものが支持線と抵抗線が逆転する転換ポイントです。この現象は興味深い理論に基づいて分析されていて、これを理解すると相場の動きが事前に分かります。例えば幾つかのプライスフォーメーションもセオリー通りに動くならば相場の動きが事前に分かりますが、もちろん例外やサプライズの動きが入って本来のプライスアクションとはならない場合もあります。ただ言えるのは確率高めのものですし、知っていおいて損はないと思います。^^
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