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【プロ野球】

桜井、上々オープン戦初登板 5イニングで自責1と粘りの投球

2016年3月5日 紙面から

◇オープン戦 巨人3−2オリックス

オリックス−巨人 オープン戦初登板の桜井は5イニングを2失点に抑える=京セラドーム大阪で

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 巨人は新人の桜井が走者を背負いながらも粘りの投球で大量点を許さなかった。1番定着を狙う立岡は適時二塁打含む2安打を放った。オリックスは新外国人のコーディエが直球主体で1イニングを無失点。球に力強さがあった。

      ◇

 巨人のドラフト1位・桜井(立命大)が、オープン戦初登板。5イニングを2失点と粘りの投球で、開幕ローテ入りへアピールした。神戸市出身の右腕にとって、地元関西での凱旋マウンド。家族や友人が見守る中で「緊張して力んでしまった」と1回は球が上ずった。

 それでも「朝からわくわくしながら過ごしていました」と言うだけのことはある。連打に四球で無死満塁としたが、犠飛だけの1点で切り抜けた。3回にも先頭打者に四球を与え、追加点。ただ、バッテリーを組んだ小林誠に「テンポよくいこう」とアドバイスをもらい、4、5回は三者凡退に片付けた。

 「高めに浮くと打たれるという恐怖感は収穫。ワンバウンドでもいいくらい、もっと低めに投げることを徹底しないと」。持ち味と課題はわかっている。「最初は今までで一番悪かったけど、ゲームをつくれるところはよかった」(尾花投手コーチ)「調子が良くない中でゲームをつくった」(高橋監督)と首脳陣はそれぞれ及第点を与えた。 (園田佳子)

 

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