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福島・楢葉町の農協5年ぶりに営業再開3月1日 15時04分
原発事故に伴う避難指示が去年9月に解除された福島県楢葉町で、農協の支店が5年ぶりに営業を再開しました。町では、帰還した農家が、近くコメなどの栽培を本格的に再開する予定で、農業の復興に弾みがつくと期待されています。
楢葉町の農協の支店は、原発事故で町の全域に避難指示が出されたことを受けて閉鎖されていましたが、去年9月に避難指示が解除され、住民が戻りつつあることなどから1日、5年ぶりに営業を再開しました。
1日は住民が次々と窓口を訪れ、預金をおろしに来たという78歳の男性は、「以前もよく来ていたので安心して利用できます。野菜の肥料を買う際などに助かります」と話していました。
支店には、避難先の福島市の仮事務所で業務を行ってきた「営農部門」も戻り、今後は農家が避難していた間に増えたイノシシや害虫の対策などについて助言や指導を行います。楢葉町では、帰還した農家が、近く、コメや野菜などの栽培を本格的に再開する予定で、1日の支店の営業再開で、農業の復興にも弾みがつくと期待されています。
JA福島さくらふたば地区本部の吉田一重営農経済部長は、「営農部門を地元に置くことで農家の期待により応えられる。農業再開の不安を払拭(ふっしょく)したい」と話していました。
1日は住民が次々と窓口を訪れ、預金をおろしに来たという78歳の男性は、「以前もよく来ていたので安心して利用できます。野菜の肥料を買う際などに助かります」と話していました。
支店には、避難先の福島市の仮事務所で業務を行ってきた「営農部門」も戻り、今後は農家が避難していた間に増えたイノシシや害虫の対策などについて助言や指導を行います。楢葉町では、帰還した農家が、近く、コメや野菜などの栽培を本格的に再開する予定で、1日の支店の営業再開で、農業の復興にも弾みがつくと期待されています。
JA福島さくらふたば地区本部の吉田一重営農経済部長は、「営農部門を地元に置くことで農家の期待により応えられる。農業再開の不安を払拭(ふっしょく)したい」と話していました。