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【大リーグ】

青木大ポカで大爆笑

2016年3月4日 紙面から

パドレス戦の3回、右飛に倒れたマリナーズ・青木=ピオリアで(共同)

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 【ピオリア(米アリゾナ州)穐村賢】マリナーズの青木宣親外野手(34)が2日(日本時間3日)、パドレスとのオープン戦に1番左翼で先発した。脳振とうの影響から昨季後半は試合から遠ざかり、6カ月ぶりの実戦出場。2打数無安打で、5回の守備から退いた。チームは7−0で勝った。ドジャースの前田健太投手(27)は、5日のオープン戦登板に向けてブルペン入りし、20球を投げた。ヤンキースの田中将大投手(27)、レンジャーズのダルビッシュ有投手(29)、レッドソックスの田沢純一投手(29)も投球練習を行った。

 6カ月間実戦から離れていたブランク? マ軍に移籍して初の対外試合となった青木は、ホームゲームで後攻だったのに、試合開始直前にはなぜか左翼の守備につかず、バットを持ってネクストサークルで素振りをしていた。「完全に勘違いしてた。まだ脳振とうが続いてる感じかな」。オープン戦初戦の試合前から、いきなりチームメートの爆笑を誘う“ポカ”をやらかし、周囲を笑わせた。

 プレーでは脳振とうの影響を感じさせなかった。無安打に終わったものの、6カ月ぶりの実戦に「(脳振とうのことを)考えることはない。久しぶりの実戦だったし、新しいチームで初めてだったので、気持ちを入れてやることだけ意識した」とすがすがしい顔で話した。

 球が速く感じたという打席でも、しっかりとバットを振り切って打球を右方向に運んだ。「これから多く(の球を)見ていけば慣れていく。時間をかければいい形で開幕を迎えられると思う」と、1カ月後の開幕を見据えた。今後は1勤1休のペースで出場する予定。

 

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