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【プロ野球】松坂288日ぶり実戦 2イニングを無安打無失点2016年3月4日 紙面から
◇練習試合 斗山4−1ソフトバンク昨年8月の右肩手術から復帰を目指す福岡ソフトバンクの松坂大輔投手(35)が3日、ソフトバンクB組(2軍)と韓国斗山との練習試合(宮崎アイビー)に先発し、予定の2イニングを無安打無失点と好投した。昨年5月20日のウエスタン・リーグ、オリックス戦以来288日ぶりの実戦マウンド。直球は最速141キロを計測した。 やっと帰ってきた。右肩にメスを入れて198日目。西武時代の2006年以来のバッテリーとなる細川めがけ、松坂は大きく振りかぶって直球を投げ込んだ。第1球は右打者キム・ジェホの頭上へ抜ける直球。「久しぶりだったので緊張して…」。大暴投に苦笑い。すぐに立て直し、スライダーで遊ゴロに打ち取った。 初回を10球で三者凡退に抑えると、2回も10球で三者凡退。「最初のイニングは少し固かったけど、2イニング目はまあまあ良かった」。288日ぶりの実戦をホッとした様子で振り返り、「やっぱり楽しいですね」と目元を緩めた。 倉野投手総合巡回コーチは「真っすぐが一つの大きなテーマだった。そこは兆しが見えてきた」と評価する。20球のうち4割に当たる8球が直球で、最速は141キロ。松坂自身はさらに修正の余地があったようで、降板後にはブルペンへ直行。50球以上、ほぼ直球を投げ込んだ。「もう少し前(捕手寄り)で離せるようにしたい。スピードは分からないけど、球威は上がると思う」 前日から課題にしていたスライダーは「まだまだ」とし、「自分の中で課題がはっきりした。2週間、長くかかっても3週間で何とかしたい」と強調した。当面は2軍調整。課題を解決し、復活の時を迎える。 (谷光太郎) PR情報
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