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1月の住宅着工 前年同月を0.2%上回る
2月29日 15時57分

1月に全国で着工された住宅の戸数は、相続税対策で賃貸住宅を建てる動きが続いていることなどから、去年の同じ月を0.2%上回りました。
国土交通省によりますと、先月・1月に全国で着工された住宅の戸数は6万7815戸で、去年の同じ月を0.2%上回り2か月ぶりにプラスとなりました。
これは「貸家」が、相続税対策として賃貸住宅を建てる動きが続いていることなどから去年の同じ月より5.3%増えたことが主な要因です。
一方、注文住宅を指す「持ち家」は、去年の同じ月より0.1%減りました。また、マンションや建て売り住宅の「分譲住宅」も、都市部の人気のあるエリアでマンション向けの土地の確保が難しくなっていることなどを受け、5.7%減少しました。
国土交通省は「日銀によるマイナス金利政策の導入を受け、金融機関の間で住宅ローンの金利を引き下げる動きが相次いでいるが、事業者からの聞き取りでは、住宅の着工に今のところ特段の影響は出ていない」としています。

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