2016年3月4日20時03分
大阪府池田市の公園広場で2月に鉄製の照明柱が腐食して倒れて小学4年の女児が大けがをした問題で、腐食の原因が犬の尿とみられることが、同市への取材で分かった。
照明柱は高さ約4・5メートル、直径約14センチ。2月11日午後5時ごろに根元部分から折れ、近くにいた女児の手が、倒れた柱の下敷きになった。女児は病院に搬送された。
市は土の分析を民間検査機関に依頼。照明柱の根元の土と約2メートル離れた土の成分を調べたところ、根元の土の方が、尿に関係する「アンモニア態窒素」の含有量が8・6倍多かったという。現場周辺は犬と散歩する人が多く、散歩中の犬が何度も尿をかけたためとみられる。
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朝日新聞社会部
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