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イラン議会選挙 ロウハニ政権支持勢力が優勢2月29日 5時22分
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イランで行われた議会選挙は、開票作業が進められていて、経済制裁の解除を実現したロウハニ政権を支持する改革派と穏健派が、政権に対抗する反欧米の保守強硬派の議席を上回る勢いで、これまでの開票状況には、国際社会との対話を掲げる政権への支持の広がりが反映されています。
イランの議会議員選挙は、26日に投票が行われたあと開票作業が進められていて、内務省は28日、290議席のうち172議席が確定したと発表しました。
現地のメディアが伝えている内訳によりますと、欧米などとの交渉の末、核開発に関連する経済制裁の解除を実現した、ロウハニ政権を支持する改革派と穏健派が63議席、ロウハニ政権に対抗し反欧米を掲げる保守強硬派が85議席、その他が24議席となっています。
ただ、30議席が割り当てられている首都テヘランの選挙区は、開票率が80%余りの段階で、上位30人を政権を支持する勢力の候補が独占していて、この30議席を加えると、改革派と穏健派が保守強硬派を逆転することになります。
また、議会選挙と同時に行われた、最高指導者を選ぶ権限を持つ「専門家会議」の選挙でも、ロウハニ大統領自身やロウハニ大統領に近い候補が上位を占めていて、これまでの開票状況には、国際社会との対話を通じて経済再建を実現するとしているロウハニ政権への支持の広がりが反映されています。
現地のメディアが伝えている内訳によりますと、欧米などとの交渉の末、核開発に関連する経済制裁の解除を実現した、ロウハニ政権を支持する改革派と穏健派が63議席、ロウハニ政権に対抗し反欧米を掲げる保守強硬派が85議席、その他が24議席となっています。
ただ、30議席が割り当てられている首都テヘランの選挙区は、開票率が80%余りの段階で、上位30人を政権を支持する勢力の候補が独占していて、この30議席を加えると、改革派と穏健派が保守強硬派を逆転することになります。
また、議会選挙と同時に行われた、最高指導者を選ぶ権限を持つ「専門家会議」の選挙でも、ロウハニ大統領自身やロウハニ大統領に近い候補が上位を占めていて、これまでの開票状況には、国際社会との対話を通じて経済再建を実現するとしているロウハニ政権への支持の広がりが反映されています。