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日中次官級協議 対話実現に向け日程調整へ
2月29日 17時38分

日本と中国の外務次官級の協議が行われ、日本側が、北朝鮮による核実験などを受けて働きかけた外相会談に中国が応じていないことを踏まえ、対話の必要性を訴えたのに対し、中国側も賛同する姿勢を示し、今後、具体的な日程を調整することで一致しました。
協議は、日本側から外務省の杉山外務審議官、中国側から孔鉉佑次官補が出席して、外務省で午前10時からおよそ3時間半にわたって行われました。
この中で杉山外務審議官は、北朝鮮による核実験などを受けて日本側が働きかけた外相会談に中国が応じていないことを踏まえ、「今後の日中関係や両国の共通の課題を巡って、率直な対話を深めることが何より重要だ」と述べました。
これに対し孔次官補は、「関係を改善・発展させていくことが、両国共通の課題と責任だ。※楊潔チ国務委員は、谷内国家安全保障局長と都合がよいときにハイレベルの政治対話を開きたいと考えている。王毅外相も岸田外務大臣と、ともに関心がある重大な問題で必要な意思の疎通を図りたいと思っている」と述べました。
そして両氏は、高い政治レベルでの対話の実現に向け、今後具体的な日程を調整することで一致しました。

※「チ」は竹かんむりに「褫」のつくり。

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