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英右派政党党首「投票日を独立の日に」
2月28日 9時30分

英右派政党党首「投票日を独立の日に」
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イギリスでことし6月にEU=ヨーロッパ連合からの離脱の賛否を問う国民投票が行われるのを前に、EU離脱を訴えてきたイギリスの右派政党の党首が「投票日を独立の日にしよう」と呼びかけ、世論が二分されるなかEU離脱と残留の双方の立場からの呼びかけが熱を帯び始めています。
EUからの離脱を訴えてきた右派政党、イギリス独立党はことし6月23日に離脱の賛否を問う国民投票が行われるのを前に27日、イギリス西部で党大会を開きました。
この中で、ファラージュ党首は、今や法律の70%以上がイギリス議会でなくEU側で作られているとしたうえで「民主主義の自由と権利を国民の元に取り戻すときだ。6月23日を独立の日にしよう」と呼びかけました。また、党所属のEU議会議員は、加盟交渉中のトルコが将来、EUに加われば100万人以上がイギリスを目指すとの試算があると紹介し、雇用悪化などを避けるにはEU離脱が必要だと訴えました。参加した男性は「私は離脱賛成に投票する。権限を国に取り戻すことが肝心だ。そうすれば通商や移民の問題も自分たちで決められる」と話していました。
一方、キャメロン首相は北アイルランドを訪れ、テロやロシア対策などでは各国との結束が力になるとしたうえで、「われわれはEUの中にいることでより強くなれる」と述べて、EU残留に改めて理解を求め、世論が二分されるなか双方の立場からの呼びかけが熱を帯び始めています。

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