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シャープとホンハイ精密工業 来週にも最終的な契約へ3月5日 4時57分
台湾の大手電子機器メーカー「ホンハイ精密工業」は、4日、経営トップが大阪を訪れ、大手電機メーカー「シャープ」の買収に向けた詰めの作業を行いました。シャープ側が新たに示した財務上のリスクで買収の支障になる大きな問題は見つかっていないということで、両社は来週にもシャープがホンハイの傘下に入ることで最終的な契約を結ぶ見通しとなりました。
経営不振に陥っているシャープは、先月25日、臨時の取締役会を開き、台湾の「ホンハイ精密工業」による買収の提案を全会一致で受け入れることを決めました。これに対し、ホンハイ側は、シャープが新たに示した財務上のリスクに関する文書を精査する必要があるとして、最終的な契約を見合わせていました。
ホンハイの経営トップ、郭台銘会長は4日まで、シャープと共同経営している大阪・堺市の工場を訪れ、シャープの幹部などと会って買収に向けた詰めの作業を行いました。
関係者によりますと、シャープ側が示した財務上のリスクを精査する作業はほぼ終わっていて、これまでのところ買収の支障になる大きな問題は見つかっていないということです。
これを受けて、両社は来週にもシャープがホンハイの傘下に入ることで正式に合意し、最終的な契約を結ぶ見通しとなりました。
ホンハイの経営トップ、郭台銘会長は4日まで、シャープと共同経営している大阪・堺市の工場を訪れ、シャープの幹部などと会って買収に向けた詰めの作業を行いました。
関係者によりますと、シャープ側が示した財務上のリスクを精査する作業はほぼ終わっていて、これまでのところ買収の支障になる大きな問題は見つかっていないということです。
これを受けて、両社は来週にもシャープがホンハイの傘下に入ることで正式に合意し、最終的な契約を結ぶ見通しとなりました。