夫がいるにもかかわらず、結婚話をちらつかせて会社役員の男性から現金をだまし取ったとして、26歳の女が京都府警に逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、京都市伏見区の自称無職・石丸理恵容疑者(26)です。警察によりますと、石丸容疑者は4年前、結婚していることを隠し、神戸市の会社役員の男性(49)から現金200万円をだまし取った疑いがもたれています。石丸容疑者は7年前、勤務していたスナックで男性と知り合い、「留学費用」や「2人で生活するための家のリフォーム代」などの名目で、今回の逮捕容疑以外にも合わせて1100万円を受け取っていました。石丸容疑者には韓国人の夫がいましたが、調べに対し、「身に覚えがない」と容疑を否認しているということです。男性は、石丸容疑者に合わせて1300万円の返済を求める裁判を起こし、3年前に全面勝訴していましたが、返済がないことから去年警察に告訴していました。