清澄高校応援部
ふわふわな記憶
咲-Saki- 第155局 「証果」 感想
咲-Saki- 第155局
以下、咲-Saki-本編最新話の感想になりますので未読の方はネタバレにお気を付けください。
(前回の感想はこちら→咲-Saki- 第154局 「奮起」 感想)

今月の『咲-Saki-』はセンターカラー!決勝戦を明日に控える清澄高校は、宿舎でミーティングを行っていた。ホント、座り方ひとつとっても性格が出るのがおもしろいね。
胡座をかいて座ってるキャラってどうしても純くんが印象強いけど、まこもわりと胡座をかいて座っている描写多いよね。あと、最近まで優希のこの座り方なんと呼ぶのか知らなかったんだけど、どうやら「ぺたんこ座り」というらしい。うん、優希にぴったりの座り方だ。
しかしまぁ、正座をする咲さんが本当にかわいいんだ。咲さんは本当に何をしていてもかわいい...。咲さんの存在は完全に心のオアシスですよ。メトロノームのように自宅と会社を行ったり来たりする社会人には女神の存在が必要不可欠なんです。はぁ...本当に咲さんかわいいなぁ......。

このイチャイチャっぷりである。「部キャプ」と書いて何と読むか?人、それを「夫婦」と読む。「呼び捨てにしてって言ったでしょうみほこー」だって?こんなの頬が緩まずにはいられないじゃない...。明日の決勝戦へ向けての大事な打ち合わせ中だというのに新婚夫婦顔負けのイチャイチャっぷりを見せつけてくれちゃって!名前呼びに少し照れるキャプテンが最高にいじらしくて破壊力高いじぇ......。
それに加えて、キャプテンの膝枕にご満悦の華菜ちゃんがとてもかわいいじゃないの。この緩み切った表情、完全に猫にしか見えない...w!我が物顔でキャプテンの膝を独占する華菜ちゃんはさながら部長に見せつけているかのようでさえあったね。うん、これが同人誌だったら完全に修羅場だったよ...。キャットファイトなら華菜ちゃん負けないし!
さて、清澄の決勝の相手である阿知賀女子は以前、キャプテンたちと練習試合をしていた。仮にも清澄にとっては対戦相手になる可能性のあった阿知賀女子の成長を手伝う形になってしまったことを謝罪するため、練習試合の話題を切り出すキャプテンだった....。が、阿知賀のみんなに口止めされているのに、どうして語りだしたのだろうと思ったら、どうやら華菜ちゃんがキャプテンにうっかり伝え忘れていたようで...。

しかしまぁ、さすがに部長は頼もしいこと言ってくれるじゃないですか〜。衣が阿知賀女子と練習試合をしたと聞いた時の咲さんも「強い人と遊べる方が嬉しいよ!」と言っていたもんね。みんな同じ気持ちでしょう。どうせ、勝つなら強い相手に勝った方がいい。それくらいの心持ちでいないと魑魅魍魎が跋扈するインターハイは勝ち抜けない。山っていうのは険しければ険しいほど、山頂から登ってきた道を見下ろした時に嬉しさが込み上げてくるもんだからね。頼もしい部長の姿にはキャプテンでなくても惚れちゃうでしょうよ...。
さて、風越と阿知賀女子の練習試合の話題で盛り上がっているなか、咲さんもまた衣から聞いた穏乃の話を切り出す。

そういえば、阿知賀編の最終局[軌跡]で描かれたこのシーン、衣と一ちゃんが寝ていた咲さんの元に遊びに来るところまでは本編でも描かれていたけど、ここの部分はまだ描かれていなかったね。
満月の夜ならともかく、昼間では穏乃には勝てないと。そうはっきりと言い切る衣。穏乃のルーツは山登りだ。祖父と共に小学5年生まで日本中の山々を渡り歩いてきた。修験者が修行のために歩いた深山路でさえ庭のように駆け回る。そして、その幽邃の地でひとり穏乃は「自分」というものを確かに感じ取るのだ。
だからこそ、どんなに強大な山――対戦相手を前にしても穏乃は決して揺らがない。誰よりも確固たる自分を、強さを、「信念」を持っているのだから。

そして、このシーンを『咲-Saki-』本編で読めるのは本当に熱い。宮永咲を中心とする物語である『咲-Saki-』本編と高鴨穏乃を中心とする物語である『咲-Saki-阿知賀編』。二つの物語がこうして交わってくるのはとても感慨深いね。この二つの物語の構造を考えると、宮永咲にとって最後に聳え立つ山はやはり高鴨穏乃でしかありえないのだろうなと思う。
言うまでもなく、『咲-Saki-』は主人公の咲さんが疎遠になってしまった姉ともう一度会って話をしたい!というところから始まり、阿知賀編は旧友である和の活躍をテレビで見た穏乃が再び和と遊びたい!というところから始まる。そう、そのどちらもが過去の「別れ」を起点として、「再会」というゴールを目指す物語であった。そういう点からもこの2人には大きな共通点があることがわかる。
でも、この2人は対照的だ。それを裏付けるのはAブロックの準決勝が行われた日。一度は試合会場へと足を運んだにも関わらず咲さんは照との再会を果たせなかったのに対し、準決勝を前にして穏乃は和との再会を果たす。阿知賀女子の仲間とそして旧友である和とこのインターハイというお祭りを楽しむ。それが決して揺らぐことのない穏乃の戦う目的だ。だからこそ、再び決勝の舞台で和と相まみえることを約束した穏乃は、自分が戦う目的を強く再確認し、それを力に変えてみせた。積み重ねてきた仲間との時間や友情や絆を力に変えた竜華や姫子を圧倒し、あまつさえ一時は宮永咲の最大のライバルになるであろうと読者からも予想されていた淡さえも打ち倒す。
嶺の上に花が咲くのか。能力的な側面ももちろんだけれど、それ以上に、未だ「再会」を果たせずにいる咲さんが、「再会」を果たしこれから和のいるチームと一緒にお祭りを楽しむ穏乃と戦うのはどうしても宿命的だと思わざるを得ないし、物語の構造だけを見れば、一つの到達点を見た穏乃の方が今の咲さんより高い位置にいる印象は拭えないよね。だからこそ、決勝戦の舞台で咲さんが目指してきた「再会」に期待がかかる。どんな形で咲さんと照の物語が描かれるのかかわからないけれど、きっとそれは大将戦を闘う咲さんに大きな影響を与えることになるでしょうね。本当に楽しみですなぁ...。

うぁぁぁぁぁ。咲さんかわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!えっ。ちょっと待って。これなんて理想郷?不意打ちでこんな思考回路が停止するような最高に幸せなシーンが目の前に飛び込んでくるなんて...。ヤバイよ・・・。お風呂になりたいよ・・・・・・。今、一番なりたいものは?と聞かれたらなんの迷いもなくこう答えるよね。お風呂になりたいです!と。
もうダメだ・・・。部長が咲さんの癖を見つけてキャプテンとイチャイチャしてたとか、西田さんが生きてたとか照が長野にいたのは小5の途中までとか東京の小中学校を卒業しているとか、わりと色々な新情報が出てきたのに、冷静に精査することが出来ないレベルで思考回路が停止している。最高でした。咲のどは正義でした。やっぱり僕は清澄高校が大好きでした。咲さんはとてもかわいかったです。
次回は3/18発売号で掲載予定。西田さん....「波風が立つ内容なら記事にせずに守る側に立つわ」ってすごく優しいけど、それもう波風立つ内容フラグじゃないですかー。
以下、咲-Saki-本編最新話の感想になりますので未読の方はネタバレにお気を付けください。
(前回の感想はこちら→咲-Saki- 第154局 「奮起」 感想)
決勝前夜
今月の『咲-Saki-』はセンターカラー!決勝戦を明日に控える清澄高校は、宿舎でミーティングを行っていた。ホント、座り方ひとつとっても性格が出るのがおもしろいね。
胡座をかいて座ってるキャラってどうしても純くんが印象強いけど、まこもわりと胡座をかいて座っている描写多いよね。あと、最近まで優希のこの座り方なんと呼ぶのか知らなかったんだけど、どうやら「ぺたんこ座り」というらしい。うん、優希にぴったりの座り方だ。
しかしまぁ、正座をする咲さんが本当にかわいいんだ。咲さんは本当に何をしていてもかわいい...。咲さんの存在は完全に心のオアシスですよ。メトロノームのように自宅と会社を行ったり来たりする社会人には女神の存在が必要不可欠なんです。はぁ...本当に咲さんかわいいなぁ......。
部キャプ
このイチャイチャっぷりである。「部キャプ」と書いて何と読むか?人、それを「夫婦」と読む。「呼び捨てにしてって言ったでしょうみほこー」だって?こんなの頬が緩まずにはいられないじゃない...。明日の決勝戦へ向けての大事な打ち合わせ中だというのに新婚夫婦顔負けのイチャイチャっぷりを見せつけてくれちゃって!名前呼びに少し照れるキャプテンが最高にいじらしくて破壊力高いじぇ......。
それに加えて、キャプテンの膝枕にご満悦の華菜ちゃんがとてもかわいいじゃないの。この緩み切った表情、完全に猫にしか見えない...w!我が物顔でキャプテンの膝を独占する華菜ちゃんはさながら部長に見せつけているかのようでさえあったね。うん、これが同人誌だったら完全に修羅場だったよ...。キャットファイトなら華菜ちゃん負けないし!
さて、清澄の決勝の相手である阿知賀女子は以前、キャプテンたちと練習試合をしていた。仮にも清澄にとっては対戦相手になる可能性のあった阿知賀女子の成長を手伝う形になってしまったことを謝罪するため、練習試合の話題を切り出すキャプテンだった....。が、阿知賀のみんなに口止めされているのに、どうして語りだしたのだろうと思ったら、どうやら華菜ちゃんがキャプテンにうっかり伝え忘れていたようで...。
より楽しくていいじゃない
しかしまぁ、さすがに部長は頼もしいこと言ってくれるじゃないですか〜。衣が阿知賀女子と練習試合をしたと聞いた時の咲さんも「強い人と遊べる方が嬉しいよ!」と言っていたもんね。みんな同じ気持ちでしょう。どうせ、勝つなら強い相手に勝った方がいい。それくらいの心持ちでいないと魑魅魍魎が跋扈するインターハイは勝ち抜けない。山っていうのは険しければ険しいほど、山頂から登ってきた道を見下ろした時に嬉しさが込み上げてくるもんだからね。頼もしい部長の姿にはキャプテンでなくても惚れちゃうでしょうよ...。
さて、風越と阿知賀女子の練習試合の話題で盛り上がっているなか、咲さんもまた衣から聞いた穏乃の話を切り出す。
衣ちゃんを 完全に封じたってこと...?
そういえば、阿知賀編の最終局[軌跡]で描かれたこのシーン、衣と一ちゃんが寝ていた咲さんの元に遊びに来るところまでは本編でも描かれていたけど、ここの部分はまだ描かれていなかったね。
満月の夜ならともかく、昼間では穏乃には勝てないと。そうはっきりと言い切る衣。穏乃のルーツは山登りだ。祖父と共に小学5年生まで日本中の山々を渡り歩いてきた。修験者が修行のために歩いた深山路でさえ庭のように駆け回る。そして、その幽邃の地でひとり穏乃は「自分」というものを確かに感じ取るのだ。
だからこそ、どんなに強大な山――対戦相手を前にしても穏乃は決して揺らがない。誰よりも確固たる自分を、強さを、「信念」を持っているのだから。
常ならむ有為の奥山 けふこえて
そして、このシーンを『咲-Saki-』本編で読めるのは本当に熱い。宮永咲を中心とする物語である『咲-Saki-』本編と高鴨穏乃を中心とする物語である『咲-Saki-阿知賀編』。二つの物語がこうして交わってくるのはとても感慨深いね。この二つの物語の構造を考えると、宮永咲にとって最後に聳え立つ山はやはり高鴨穏乃でしかありえないのだろうなと思う。
言うまでもなく、『咲-Saki-』は主人公の咲さんが疎遠になってしまった姉ともう一度会って話をしたい!というところから始まり、阿知賀編は旧友である和の活躍をテレビで見た穏乃が再び和と遊びたい!というところから始まる。そう、そのどちらもが過去の「別れ」を起点として、「再会」というゴールを目指す物語であった。そういう点からもこの2人には大きな共通点があることがわかる。
でも、この2人は対照的だ。それを裏付けるのはAブロックの準決勝が行われた日。一度は試合会場へと足を運んだにも関わらず咲さんは照との再会を果たせなかったのに対し、準決勝を前にして穏乃は和との再会を果たす。阿知賀女子の仲間とそして旧友である和とこのインターハイというお祭りを楽しむ。それが決して揺らぐことのない穏乃の戦う目的だ。だからこそ、再び決勝の舞台で和と相まみえることを約束した穏乃は、自分が戦う目的を強く再確認し、それを力に変えてみせた。積み重ねてきた仲間との時間や友情や絆を力に変えた竜華や姫子を圧倒し、あまつさえ一時は宮永咲の最大のライバルになるであろうと読者からも予想されていた淡さえも打ち倒す。
嶺の上に花が咲くのか。能力的な側面ももちろんだけれど、それ以上に、未だ「再会」を果たせずにいる咲さんが、「再会」を果たしこれから和のいるチームと一緒にお祭りを楽しむ穏乃と戦うのはどうしても宿命的だと思わざるを得ないし、物語の構造だけを見れば、一つの到達点を見た穏乃の方が今の咲さんより高い位置にいる印象は拭えないよね。だからこそ、決勝戦の舞台で咲さんが目指してきた「再会」に期待がかかる。どんな形で咲さんと照の物語が描かれるのかかわからないけれど、きっとそれは大将戦を闘う咲さんに大きな影響を与えることになるでしょうね。本当に楽しみですなぁ...。
咲×和
うぁぁぁぁぁ。咲さんかわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!えっ。ちょっと待って。これなんて理想郷?不意打ちでこんな思考回路が停止するような最高に幸せなシーンが目の前に飛び込んでくるなんて...。ヤバイよ・・・。お風呂になりたいよ・・・・・・。今、一番なりたいものは?と聞かれたらなんの迷いもなくこう答えるよね。お風呂になりたいです!と。
もうダメだ・・・。部長が咲さんの癖を見つけてキャプテンとイチャイチャしてたとか、西田さんが生きてたとか照が長野にいたのは小5の途中までとか東京の小中学校を卒業しているとか、わりと色々な新情報が出てきたのに、冷静に精査することが出来ないレベルで思考回路が停止している。最高でした。咲のどは正義でした。やっぱり僕は清澄高校が大好きでした。咲さんはとてもかわいかったです。
次回は3/18発売号で掲載予定。西田さん....「波風が立つ内容なら記事にせずに守る側に立つわ」ってすごく優しいけど、それもう波風立つ内容フラグじゃないですかー。
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あれ、咲さんは?
のどっちがどんどん成長してる気がするのはきっと気のせいではないよね....
でも欲を言えばなぜ部キャプはお風呂に入る描写なかったんだ!と....w
それと結局5位決定戦はどうなるのかな?
156局〜160局くらいまでやってくれると嬉しいけどなあ結構楽しみにしてるので