2日、映画批評家の前田有一氏が自身のTwitterアカウントに、映画「テラフォーマーズ」試写会の感想を投稿し、反響を呼んでいる。

「テラフォーマーズ」はもともと、作:貴家悠、画:橘賢一の漫画作品。累計1500万部を突破しているという同作品は、26世紀以降の火星で人型に進化したゴキブリと人類との戦いを描いている。2014年にアニメ化されており、今回、実写映画化された。

その映画「テラフォーマーズ」の試写会について、前田氏は「確実に、原作ファンの評価は一方的になることでしょう」「あの進撃騒動を上回る可能性すらある」と、意味深な感想を綴っている。


この「進撃騒動」とは映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」のことのようで、前田氏は自身のコラムで前者を「映像面の優位を活かせぬもどかしさ」40点、後者を「ファンをないがしろにした報い」30点と酷評していた。

そして「三池監督ほどの人でもこうなってしまうのかと愕然としました」と驚いた様子。前田氏は前出のコラムで過去に、三池崇史監督作品の「ヤッターマン」に85点を付けるなどもしていたが、今回は皮肉交じりに「今年を代表する話題になると予想します」と酷評している。

また、前田氏は同じく漫画を原作とする映画「シマウマ」についてのツイートでも、映画「テラフォーマーズ」のことと思われる意見を投稿していた。



映画『テラフォーマーズ』本予告【HD】4月29日公開



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