今朝、派遣社員だった頃の職場の産休後の社員さんのことをふと思い出し、つらつら書きたいと思いました。
社員さんが産休から復帰し、畑違いの私の部署にやってきました。前のところに戻れないんだと、結構びっくりしました。
そして、その社員さんを通じて保育園に預けた後の現実を知りました。子供が発熱するとお迎えに行かなければなりません。それは午前中、出社してすぐということもありました。
ポジションが変わった時点でそうだったのだと思いますが、社員さんにはあまり大きな仕事はまかせられないという空気が漂っていました。
私は締切までに仕事が終わっていればいつ帰宅してもいいのでは?と思っていたので、そういう空気が嫌でした。早退するとき社員さんは申し訳なさそうに出て行きます。それを見るたびに不憫に思いました。
社員さんは1年もしないうちに退職しました。退職する日、泣いていました。
今にして思えば、その会社はその社員さんにマタハラをしていたようなものでした。表向き産休明けでも働ける女性に優しい職場環境を装い、その実、早退することに対して気を使わせる空気を作ったり、そもそも前のポジションで働けなかったり。
保育園に入れないことで活躍する機会がなくなったと言われればそうなのだと思います。けれども、職場環境次第では入れたからと言って…と思ってしまうのです。
保育園を増やすことも大切だと思います。でも、特に子育て世代は男女とも通信インフラが整った時代だからできる働き方ができるようになった方がいいように思います。
職種によっては難しいと思いますが、デスクワークなら月~金の5日間必ず出社して顔を合わせて作業しなければならないということはないんじゃないかと思います。
産休で復帰しても続かない人ってのはどうしても出るね。 けど、支え続ける周りももう限界なんだと思うよ。 身重の間は辛辣な言葉をかけるのは可哀想だからと遠慮する。 けど、やは...