突然、数百万匹のカブトムシが海岸に降り注ぐ怪奇現象発生! UFOが投棄した可能性=アルゼンチン
ある日、突然ブタが空から降ってくるというシュールな設定の児童文学作品『はれときどきぶた』。幼少期に愛読した読者も多いことだろう。しかし、常識では考えられないようなものが空から降ってくる現象は「ファフロツキーズ」と呼ばれ、現実世界でも発生している。トカナでも何度も紹介してきたが、すでにミミズ、うんこ、お金、魚などが各地に降り注いでいるのだ。
そして今度はアルゼンチンの海岸で、なんと空からカブトムシのような甲虫が大量に降り注いだと思しき事件が発生、世界の注目を集めている。詳細についてお伝えしよう。
画像は「cuatro」より引用
■一夜にして海岸を埋め尽くした数百万匹のカブトムシ
驚くべき現象は、今月1日に突如として発生した。現地のテレビ局「cuatro」をはじめとする複数のメディアが報じたところによると、同国大西洋岸に位置するブエノスアイレス州マル・デ・アホ市とサン・ベルナルド市のビーチが、一夜にして数百万匹のカブトムシと思しき甲虫で埋め尽くされ、真っ黒に染まってしまったという。
美しい海を求めて大勢の観光客がやって来る両ビーチだが、このホラー映画のような光景を目の当たりにした人々は、一様に空いた口が塞がらなかったようだ。特に昆虫が苦手な人は、絶叫しながら逃げていったという。目撃者らの証言から、甲虫は空から降ってきたものと考えられている。
画像は「tandildiario.com」より引用
前代未聞の事態は、多くの人のスマートフォンに収められ、SNSなどを通して瞬く間に拡散。原因をめぐるアツい議論が始まった。「大地震の前触れではないか」「世界の終わりが近いことを告げる神からのメッセージに違いない」という恐怖に怯えた声のほか、「山で羽化したカブトムシが海へと吹き抜ける風に乗ってやって来たのではないか」という意見、さらに専門家からは今回の甲虫がカブトムシではなく、コガネムシ科の「Heteronychus Arator」(通称:ブラック・ビートル)ではないかとの指摘も寄せられているようだ。
■地球外知的生命体の実験に使われた!?
ところが、この現象にとりわけ興奮しているのが世界各国のUFO研究家たちである。一部で、カブトムシは「UFOが落としていったものである」との見解が提示されたのだ。
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コメント
数匹なら大丈夫だけど、この数は流石に嫌だな。