NHKは4日、プロレスラー、長州力(64)を受信料制度の案内役に起用して14日から始動を予定していた特設サイトを中止すると発表した。
広報局は「NHKは普段、受信料について徴収という言葉は使いませんが、長州=徴収と受け取ったというご意見や、受信料を強制的に徴収するかのような印象を与えるとのご意見が寄せられました。このままでは受信料制度を理解してもらいたいという意図を正しくお伝えするのは難しいと判断しました」と説明。長州サイドにも中止の連絡をしたという。
このサイトは若者向けに、公共放送の役割や受信料制度を知らせるのを目的に準備中だった。サイトには「受信料長州力」というコーナーを設け、長州の写真を使い「2016.03.14 長州力がパワーホール全開でNHKのど真ん中に立つぞ!」と記されていた。
また、広報局のツイッターには長州の口まねをする形で「NKKの受信契約はお済みですか?なに?まだだって?お前の新生活、いいスタート、キレてないですよ!?はやく“受信料長州力”で、アレしなきゃダメだ!コラ」と書かれていたが、現在は削除されている。
このサイトをめぐってネット上では批判の声が上がるなど、話題になっていた。