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【日米安保研究会報告書】「2030年までの日米同盟」要旨

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【日米安保研究会報告書】
「2030年までの日米同盟」要旨

 日米の著名な外交・安全保障の有識者らでつくる日米安全保障研究会が29日に発表した報告書「2030年までの日米同盟」の要旨は以下の通り。

  

I.はじめに

 日米同盟はアジア太平洋地域およびより広い範囲の国際社会の安全保障と繁栄に貢献してきた。今日の日米同盟は、発足以来のどの時代にも劣らず強固な状態にある。日米両国が今後15年間に直面する国際安全保障環境は、これまでになく厳しく不透明なものとなるため、日米同盟には現状もしくはそれ以上の力強さが求められると考える。

 アジアにおいて、日米両国は、中国の責任ある行動を助長し、安定を揺るがすような行動に対しては代償を払わせることによって、より良い戦略環境を形成していかねばならない。日米が追求する共通の世界ビジョンを確立する必要があると考える。提案するビジョンは次の通りである。

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