イタリアセリエAのミランは所属する選手たちとの契約延長へ向け、すでに動き始めている。DFアレックスとDFクリスティアン・サパタ、MFジャコモ・ボナベントゥーラ、そして日本のエース本田圭佑だ。
2016年に入って以降は安定した戦いぶりを見せているミランはチャンピオンズリーグ出場圏内である3位以内でのフィニッシュを狙う一方で、現戦力の維持にも動いているようだ。伊『Gazzetta dello sport』は今季素晴らしい活躍を披露しているボナベントゥーラに対し、ミランが数週間以内に新契約を提示すると伝え、アレックスとサパタについてはすでに交渉がスタートしていると報じた。そしてミランとの契約をまだ1年残している本田に関しても、今後数週間以内に将来に関する話し合いが行われることになると同メディアは伝えている。
昨年には冬のマーケットでミランから放出されることになると考えられていた本田だが、同メディアは日本の司令塔がその後圧巻の仕事ぶりを見せつけたことでいまやミラン残留を納得させるほどのレベルにあると絶賛。スランプ状態からの華麗なる“這い上がり根性”は現地イタリアでも評価されているのかもしれない。
また本田は1日に行われたイタリア杯準決勝のアレッサンドリア戦で2アシストを記録。ミランにとっては13年ぶりの同大会決勝進出を果たしている。