消えたマレーシア航空MH370便の残骸か。モザンビーグ沿岸で発見

2016.03.04 09:00
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失踪から2年が経とうとしていますね。

アフリカ東部のモザンビークで飛行機の残骸が見つかりました。これはどうやら2014年に消息を絶ったあのマレーシア航空MH370便のものだろうとCNNが伝えています。

先週末、モザンビークの海岸に流れ着いたボーイング777型機の残骸。すでに検査のためマレーシアに送られています。航空機の専門家たちは、行方不明になったボーイング777型機はほかに記録がないため、この残骸はおそらくマレーシア航空の旅客機MH370便のものであると話しています。

今回見つかった破片は、尾翼に取り付けられている水平安定板の断片。発見したのは、消息不明のマレーシア航空について書いているアメリカ人のブロガー。彼のブログには写真が掲載されていて、例の断片には「NO STEP」の文字があります。

もしこれが消えたマレーシア航空機のものと確認されれば、今までに発見された2つ目の残骸となります。1つ目は去年の夏、レユニオン島で発見されたジェットウィングの残骸。レユニオン島は今回残骸が発見されたモザンビークから1,600kmも離れた場所にあります。

マレーシア航空MH370便は2014年3月8日に239人の乗客を乗せてクアラルンプールから北京へ飛行中、消息を絶ったまま。この残骸の発見が手がかりになるといいですね。


image: Vytautas Kielaitis / Shutterstock.com
source: CNN

Bryan Lufkin - Gizmodo US[原文
(リョウコ)

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