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タブレットやスマホが普及した理由は携帯が可能で、いつでもどこでも使え、かつ個に帰属してカスタマイズができるからです。オフィスから持ち出せないタブレットに意味はありませんが、教室内のみで使用しておいて費用対効果が確認できず「タブレット教育に意味は無い」と結論付けたりします。仮に持ち出せても行政はとかく制約を設けるので放っておくと「勝手にアプリは入れられない」等々のカスタマイズに制約を付け、子どもからすれば楽しくないタブレットになります。
算数:立体図形など子どもが想像しづらいもの、三角すいの切断面とかビジュアルで見せられる。水槽に入った水を斜めにし、こぼすときの、表面積や水量の変化なども動画でリアルに見える。
社会:北九州工業地帯や遠洋漁業も、写真をクリックしたらそこから動画で、その様子が見られる。子どもには、グッとリアルな情報が手に入る。
理科:ほぼすべての実験が、写真をクリックすれば、その段取りから実験の様子、結果まで一連の流れを動画で見られる。水溶液の変化など、暗記ではなく変化の様子を何度も見て考えることができる。
是非是非、この方向で進めてほしい。
一言で言えば、費用対効果が出るほど教科書をタブレット化するメリットが見えないこと。あえて教科書で音が出たり図が動いたりする必要性はそれほど高くないでしょう。教科書でなくともデジタル黒板を使えば、どちらも可能です。また教科書検定を通す必要があり、様々な制約が生じることも想定されます。
むしろ動画を活用した反転授業や小テストのデジタル化の方が需要としては高いのでは。またタブレットの全員分の用意は、現在のタブレット市場の速さから2〜3年程度での買い替えが必要になると思われ、コスト的なハードルも高いです。
この手の議論でいつも指摘されていたのは、教える側のリテラシーが追い付かないこと。パソコンすら使っていなし職場環境と聞きますし、教職員が取り組み状況に応じて評価が変わることもない中では、まったく進化する努力もしない高齢の先生が多く滞留していると聞きます。記事によれば英語や障害者向けが用途として想定されていたり、紙と併用されるということが書いてあるので、先生によって活用度に大きく差ができそう。特に小学校は担任の先生によって差ができてしまうような予感。
長女も4月から小学1年生ですし、どういう運用になるかがとても気になります
ただ問題は、初期投資や「先生に対する使い方研修」等の必要性。それでなくとも、いま先生達は雑務が増え過ぎ、世界で類を見ぬほど「働きすぎ」が指摘されています。ITに強い先生はいいと思いますが、そうでない先生は効果的に使えるまで四苦八苦するでしょう。
研修ノウハウについても、ぜひ並行して切磋して頂きたいです。
ただ、WiFi環境はまだ整備されていないのですよね。
マレーシアの教育関係者が日本の高校にWiFi環境が整備されていないことを驚いたそうです。
本屋の廃業は、僕らの問題に過ぎませんが、日本国には、もう紙の本は不要なんでしょうかね?