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4年後めどにデジタル教科書 導入へ3月4日 5時19分
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タブレット端末などを使って動画や音声も活用しながら子どもたちが学ぶことができる「デジタル教科書」について、文部科学省の有識者会議は4年後をめどに全国の小中学校と高校の教育現場に導入する方針を固めました。
デジタル教科書は、通常、紙の教科書で教えている内容を、タブレット端末などを使って教えるもので、動画や音声を使うことで英語のヒアリングなどで学習の幅が広がるほか、文字や図を大きく表示する機能があることなどから障害のある子どもなどに細かい配慮ができるといったメリットがあります。
このデジタル教科書について文部科学省は有識者会議を設けて検討してきましたが、4年後をめどに全国の小中学校と高校の教育現場に導入する方針を固めました。具体的には、子どもたちに1台ずつ端末を用意して教えることを想定していますが「『書く力』や『考える力』の充実には従来の紙の教科書も必要だ」という意見もあることなどから、当面は紙の教科書とデジタル教科書を併用し、部分的にデジタル教科書だけを使った教科の履修も認めるということです。
一方で、学校によっては必要な端末の機器やネットワーク環境の設備などが整っていないところもあり、今後も対策の検討が必要だということです。有識者会議は来月の会合で議論をまとめる方針で、これを踏まえて文部科学省が準備を進めることになります。
このデジタル教科書について文部科学省は有識者会議を設けて検討してきましたが、4年後をめどに全国の小中学校と高校の教育現場に導入する方針を固めました。具体的には、子どもたちに1台ずつ端末を用意して教えることを想定していますが「『書く力』や『考える力』の充実には従来の紙の教科書も必要だ」という意見もあることなどから、当面は紙の教科書とデジタル教科書を併用し、部分的にデジタル教科書だけを使った教科の履修も認めるということです。
一方で、学校によっては必要な端末の機器やネットワーク環境の設備などが整っていないところもあり、今後も対策の検討が必要だということです。有識者会議は来月の会合で議論をまとめる方針で、これを踏まえて文部科学省が準備を進めることになります。