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共和党の有識者 トランプ氏の当選阻止へ活動3月3日 20時34分
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アメリカ大統領選挙に向けた野党・共和党の候補者選びで、過激な発言を繰り返す不動産王のトランプ氏が、トップを走り続けていることについて、共和党の有識者たちが公開書簡を発表し、トランプ氏の当選を阻止するため積極的に活動していく考えを明らかにしました。
ことし11月のアメリカ大統領選挙に向けた野党・共和党の候補者選びを巡っては、政治経験のない不動産王のトランプ氏が、過激な発言を繰り返しながらもトップを走り続けています。
こうしたなか、前の世界銀行総裁のゼーリック氏や、保守系シンクタンクの日本部長を務めるオースリン氏など、共和党の有識者60人が2日、インターネット上に連名で公開書簡を発表しました。書簡では、トランプ氏について、「孤立主義的だったり、軍事介入に積極的だったりと激しくぶれている」としたうえで、「トランプ氏が大統領になれば、アメリカの安全や世界での立場が損なわれる」と指摘しました。具体的には、トランプ氏が日本などの同盟国に、多額の防衛費用を負担させるべきだと主張していることを挙げ、「ならず者がゆすっているようなものだ」と批判し、トランプ氏の当選を阻止するため積極的に活動していく考えを明らかにしました。
共和党の候補者選びで、トランプ氏の指名獲得が現実味を帯びるなか、党内の主流派は危機感を強めていて、トランプ氏を批判するコマーシャルを放送するなど、「トランプ降ろし」の動きも相次いでいます。
こうしたなか、前の世界銀行総裁のゼーリック氏や、保守系シンクタンクの日本部長を務めるオースリン氏など、共和党の有識者60人が2日、インターネット上に連名で公開書簡を発表しました。書簡では、トランプ氏について、「孤立主義的だったり、軍事介入に積極的だったりと激しくぶれている」としたうえで、「トランプ氏が大統領になれば、アメリカの安全や世界での立場が損なわれる」と指摘しました。具体的には、トランプ氏が日本などの同盟国に、多額の防衛費用を負担させるべきだと主張していることを挙げ、「ならず者がゆすっているようなものだ」と批判し、トランプ氏の当選を阻止するため積極的に活動していく考えを明らかにしました。
共和党の候補者選びで、トランプ氏の指名獲得が現実味を帯びるなか、党内の主流派は危機感を強めていて、トランプ氏を批判するコマーシャルを放送するなど、「トランプ降ろし」の動きも相次いでいます。