古沢範英
2016年3月3日22時53分
不動産開発大手の森トラストは3日、日本初進出の外資系ホテルブランド「JWマリオットホテル奈良」を奈良市中心部に建設すると発表した。客室は150で、宴会場やプールなども備える。東京五輪前の2020年春の開業をめざす。
「JW」は、世界最大のホテルチェーンの米マリオット・インターナショナルの最高級ブランド。25カ国に計75軒あるが、日本では初めて。平城宮跡地そばにある奈良県の県有地を購入して建てる。宿泊施設不足の解消をめざし、県が森トラストを開発主体に選び、ホテル誘致を進めていた。隣接地には国際会議場や集客施設も設け、観光の拠点にする。
敷地は全体で約3万2千平方メートルあり、うちホテル部分は約4千平方メートル。建物は7階建て以下の予定で、延べ床面積が約1万5千平方メートル。17年度に着工する。
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朝日新聞社会部
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