こんにちは！今までにない１対１の個別管理の武田塾広島校です。
それでは、前回の勉強したはずなのにテストができないという
流暢性の幻想から逃れ、テスト対策のスキルを向上させるには、
どうしたらいいのでしょうか？
本の一節を暗記したいなら、２０回読むよりも、
暗唱を試みて思いだせないときに本を開くということを
織り交ぜながら１０回読むほうが暗記できます。
それは、受動的に繰り返されたことよりも、能動的に繰り返した
ことのほうが強く脳に刻まれるということです。
そして、こういうことも言えます。
何かを暗記しようとしてほぼ覚えたと思ったとき、
時間を置いてから記憶をたどって思いだすほうが、
もう１度本を開くよりもいい。
記憶をたどって思いだせば、次に思いだそうとしても思いだせるでしょう。
しかし、本を開いて覚えた内容を確かめれば、
もう１度本を開かないといけなくなる可能性が高い。
つまり、覚えているかどうかテストするのです。
自分の記憶をテストすることが、本番のテストでの成績向上につながります。
侮ってはいけません。自分を試すことには、自分で思う以上の価値があります。
テストは自分の力を測るツールとなるだけではなく、思いだす内容を修正し、
それに伴い知識の整理の仕方を変える役割を果たします。
それにより、後から思いだす力が格段に高まるのです。
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