広島校・ブログ

効率的な勉強法

概要理解~詳細

受験生のみなさん!こんにちは!今までにない超絶個別指導の武田塾広島校です。

無駄のない効率的な勉強こそ、大学受験を目指すうえで「最高の勉強方法」です。

無駄が多ければ、せっかく費やした勉強時間が水の泡ともなりかねません。
いくら暗記しようとしても覚えられない、なかなか理解が進まない。

その結果、偏差値が上がらず、模試の判定結果もA,BランクにUPすることなく、
ずっとC,D,Eランクのままに・・・。
すべては、効率の悪い学習法を採用しているためです。

勉強のやる気やモチベーションはあるけれど、努力しただけの見返りがないという
場合、今一度、効率的な勉強方法になっているかどうか確認してみましょう。
それでは、効率的な勉強方法とは、どのようなものでしょうか?
それは、以下のように表現することができます。
表現は違いますが、全て同じことを言っています。

☆基本をしっかりマスターしてから、応用に進む。

☆概要を理解してから、詳細に入っていく。

☆イメージできるようになってから、細かい暗記をしていく。

☆右脳勉強法から入り、左脳勉強法へと進んでいく。

☆速読から始めて、熟読へと移行していく。

無駄の多い勉強になっているときというのは、上記とは順序が逆になっています。
いきなり難しいことから入ったり、全体を無視して、いきなり細かいことに
注意を向けたり・・・。
そうではなく、まずは大きく、おおざっぱにとらえる。
       それから、細かい部分にフォーカスしていく。
これこそが正しい勉強法の順序です。
また、人間の脳の特性に合致した、最高峰の勉強の仕方になります。


入試試験に限らず、スポーツでも武道でも芸事でもそうですが、
初めは簡単なところから入ります。
特にスポーツでは、筋力づくりや柔軟性アップ、スタミナ養成といった
「基礎体力づくり」から入ります。
そして、テクニックにおいても、まずは正しいフォームを意識しながら、
ゆっくり大きな動作で、基本から反復していきます。
いきなり試合で使うような高等テクニックや裏技を練習する人は
あまりいないでしょう。

受験勉強の対策においても同様のことがいえます。
しかし、何故か受験勉強になると、背伸びをして、
いきなり、分厚くて難しい受験参考書を買ってきて読んでみたり、
難しい過去問にいきなり挑戦する人がいたりします。
こと勉強になると、基本をマスターしてから応用展開に進むという
「当然の道理」を度外視してしまいがちです。
これでは、効率的な勉強法とは程遠いものになります。

スポーツや芸事なら、基本をおろそかにして背伸びをしても、
体が反応しないので、すぐわかります。
体がついていきませんし、ケガの元なので、自然と無意識のうちに
「無謀な行動」にセーブがかかるわけです。
チェック機能がすぐに働くのです。
ところが、勉強は頭でっかちになりがちなので、このような
「当然の判断」ができにくくなります。
周りの仲間が受験一色になれば、それに感化されて気持ちが焦るために、
よけいに基本をすっ飛ばした勉強方法を採用しがちになります。

しかし、基本ができていないのに難しいことを理解できるわけがありません。
仮に最初から過去問を解きまくったり、問題と解説だけを読むことによって
身につけた気になったとしても、それは錯覚です。
「その問題そのもの」が出題されれば強いですが、ちょっとでも違う問題と
なると、まったく応用できる力がつかないのです。
完全に一致する問題が出題されることは稀なので、この方法では、試験を
突破できないことになります。

過去の問題に挑戦するときは、あくまで基本という土台があったうえでの
トレーニングであるべきです。基本がしっかりとできていれば、多少、
過去問と違った問題が本番で出題されても対処できるようになります。

基本ができていないと行き詰まるのは時間の問題です。
どんなに難問を考えても、全然わからないので勉強が嫌いになる危険が
あります。また、勉強をやるごとにストレスがたまりがちになり、
その結果、記憶力の低下まで引き起こす可能性があります。
効率的な勉強をしてこなかった「つけ」が回ってきてしまうのです。
スポーツにおいても基礎体力が十分にないのに、試合ばかりしていれば、
思ったように体が動かないためにミスを連発して、嫌気がさし、
ケガも多発することといっしょです。

基本を身につけるには、分厚くて難しい参考書ではなく、できるだけ
わかりやすく簡単に書かれた参考書を買ってきて、それを何度も繰り返す
ことに尽きます。
復習に重点をおくことによって長期記憶として定着し、地力がつきます。
基本ができていれば、難しい問題でも解けるようになるので、
勉強が面白くなってきます。そうすれば、好循環に入るので、
受験勉強が苦にならなくなり、どんどん学力が向上していきます。
基本ができているか、それとも不十分で中途半端か
これだけの違いが雲泥の差を生むのです。


「概要から詳細へ」という流れも、「基本から応用へ」ということと
同じです。表現が違うだけです。概要をつかむということは、
まずは全体を大きくとらえて俯瞰するということです。
ちょうど、高層ビルの窓から地表を見渡すように、全体を視野に入れる
ように努めるわけです。効率的な勉強をしていくうえで必ず必要な作業です。

このことはパズルゲームに例えられます。パズルを完成させようと思えば、
まずは完成図を見てイメージしますよね?
完成形も知らないのに、いきなりパズルボードにピースを置いていく人は
いないはずです。このように、効率的に行動を起こそうとすれば、
自然と概要理解から入っていくのが、人間の脳の特性なのです。



効率的な勉強法に欠かせない「概要から入る」ということは、
つまり右脳勉強法です。もちろん右脳といっても、脳梁で常に連絡を
取り合っているので、左脳と完全に切り離すことは不可能です。
文字を読む際は左脳が主に使われますが、同時に右脳も意識的に
働かせていきましょう!という意味です。

細かい部分を読んだり暗記したりしていたのでは、
脳内に豊かなイメージがつくられません。
そこで「全体を俯瞰できるような、平易で簡単な文章」を何度も
読むことによって、左脳とともに右脳も働かせ、
まずは脳内にイメージをつくっていくべきです。
たとえば歴史(日本史や世界史)の教科書でも、いきなり人名や年号、
事件名に注目するのではなく、まずは全体の流れに注目すべきなのです。

とはいっても、受験勉強に対して気持ちが焦っている人は、どうしても
効率的な勉強ができなくなり、細かい部分にばかり目が行きがちに
なるのかもしれません。そういったときは、できるだけ速く文章を
読むことです。速読ですね。


速く読むことによって、細かい部分で引っかかることなく、
概要だけをくみ取っていくことができます。
そのようにして概要理解ができてから、そのあとに思う存分
「熟読」していけばいいのです。
意識して速く読めば概要理解がしやすくなり、ゆっくりと読めば、
細かい部分に目が行きやすくなるということです。

なお、最初から、細かい部分まで記してある分厚い受験参考書を
選んでしまうと、いくら速く読んだからといっても言っている
ことがわからないことがあります。
語られる用語自体が難しいので、むしろ速く読むほどに
意味が通じなくなるのです。

ですから、最初の参考書選びの段階で、
できるだけ分厚くて難しい参考書は避けて、平易な表現を使ったもの
を使うべきです。英語がどうしても苦手な高校生だったら、
中学英語からやり直すと、英文法が理解しやすくなります。

そのほか、歴史の漫画を使うという方法も、効率的な勉強方法として
有効です。今は勉強用のいろいろな漫画が出ています。
イラストがイメージ化を手伝ってくれるので、簡単に概要理解をしていく
ことができます。また、肩ひじ張らずにリラックスして読めるので、
どうしても勉強のやる気が出ないという人にもお勧めの方法です。
同じ考えで、youtubeの動画やテレビの時代劇を観ることも効果的です。


以上のように、まずは基本から簡単なところから始め、徐々に難しいこと、
細かい内容に入っていく~これこそが脳の性質にのっとった
効率的な勉強方法といえるのです。









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