士郎正宗のマンガ「攻殻機動隊」を実写化するハリウッド映画に、ビートたけしが出演することが明らかになった。
マンガ「攻殻機動隊」は、近未来を舞台にしたSFアクション。全身義体(サイボーグ)の主人公・草薙素子が率いる内務省公安9課が、サイバー犯罪に立ち向かうさまを描く。2017年3月に全米公開を予定しているハリウッド版「Ghost in the Shell(原題)」では、スカーレット・ヨハンソンが主演を務め、「スノーホワイト」のルパート・サンダースがメガホンを取る。
たけしが演じるのは、公安9課の創設者で課長の荒巻大輔。たけしは出演に際して「自分が演じる荒巻という役は独特な存在感を放つ魅力的な人物であり、登場人物の人間模様を中心に様々なエピソードがちりばめられ、自分の監督作品とは全く異なるスタイリッシュなエンターテインメント作品として、面白いなと思い出演することにしました」とコメントを寄せた。
なお、たけしのハリウッド映画への出演は、キアヌ・リーヴスと共演した1995年の公開作「JM」以来となる。
ビートたけし コメント
この作品は近未来の人類を、ユニークな設定に置くことによってストーリーが組み立てられています。個人的にアニメや漫画のファンという訳ではないけれども、自分が演じる荒巻という役は独特な存在感を放つ魅力的な人物であり、登場人物の人間模様を中心に様々なエピソードがちりばめられ、自分の監督作品とは全く異なるスタイリッシュなエンターテインメント作品として、面白いなと思い出演することにしました。どんな作品になるか、自分も楽しみにしています。