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生後8か月の赤ちゃん死亡 両親を逮捕 広島・呉
3月2日 20時58分

生後8か月の赤ちゃん死亡 両親を逮捕 広島・呉
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広島県呉市の住宅で、生後8か月の赤ちゃんが死亡しているのが見つかり、警察は赤ちゃんがやせていたことなどからこの家に同居する両親を保護責任者遺棄の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、調べに対して夫は容疑を否認し、妻は認めているということです。
2日午前8時ごろ、広島県呉市の住宅で「赤ちゃんが冷たくなっている」と同居している父親から消防に通報がありました。警察と消防が駆けつけたところ、この住宅に住む生後8か月の男の赤ちゃんが1階の和室の布団の上で倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。
男の子がやせていたことなどから警察が捜査を進めた結果、同居している父親で無職の新井真央容疑者(41)と母親で無職の綾香容疑者(22)が先月上旬から十分な食事や水を与えず衰弱させた疑いがあるとして2人を保護責任者遺棄の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、調べに対して夫は容疑を否認し、妻は認めているということです。
警察は赤ちゃんの遺体を詳しく調べるとともに死亡したいきさつについても捜査を進める方針です。現場はJR呉線の吉浦駅からおよそ500メートル北東の山あいの住宅街です。
近くに住む30代の男性は、「夫婦は、きちんとあいさつなどをしてくれる明るい印象だったので、こうした事件が起きて驚いています。赤ちゃんがいるとは知りませんでした。もし赤ちゃんの泣き声が聞こえていれば、声かけや相談に乗ることもできたのに、残念な結果になり悔しい」と話していました。

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