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北朝鮮 制裁決議に強く反発か さらなる挑発も3月3日 18時20分
北朝鮮は、国連の安全保障理事会でこれまでで最も厳しい制裁決議が採択されたことについて、これまでのところ公式の反応を出していないものの、強く反発しているとみられ、来週から始まるアメリカと韓国の合同軍事演習に対抗する形で、さらなる挑発を行うことも予想されます。
北朝鮮による核実験や事実上の長距離弾道ミサイルの発射を受けて、国連の安全保障理事会でこれまでで最も厳しい制裁決議が全会一致で採択されたことについて、北朝鮮はこれまでのところ公式の反応を出していません。
しかし、先に北朝鮮の国営メディアは、決議案を提出したアメリカに対し「敵視政策の表れで、対応措置を取らざるをえない」と非難していたほか、3日午前には短距離ミサイルかロケット弾とみられる6発を日本海に向けて発射しており、制裁決議の採択に強く反発しているとみられます。
韓国では来週7日から、アメリカ軍と韓国軍による定例の合同軍事演習が過去最大の規模で始まる予定です。これについて北朝鮮は先月、軍最高司令部の「重大声明」を出して、韓国大統領府やアメリカ本土などへの先制攻撃も辞さないと威嚇しており、合同軍事演習に対抗する形で、短距離や中距離の弾道ミサイルの発射や、海上の境界線を越えてのさらなる挑発を行うことも予想されます。
しかし、先に北朝鮮の国営メディアは、決議案を提出したアメリカに対し「敵視政策の表れで、対応措置を取らざるをえない」と非難していたほか、3日午前には短距離ミサイルかロケット弾とみられる6発を日本海に向けて発射しており、制裁決議の採択に強く反発しているとみられます。
韓国では来週7日から、アメリカ軍と韓国軍による定例の合同軍事演習が過去最大の規模で始まる予定です。これについて北朝鮮は先月、軍最高司令部の「重大声明」を出して、韓国大統領府やアメリカ本土などへの先制攻撃も辞さないと威嚇しており、合同軍事演習に対抗する形で、短距離や中距離の弾道ミサイルの発射や、海上の境界線を越えてのさらなる挑発を行うことも予想されます。
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