韓国、経常収支黒字が過去最長…外国人投資は8カ月連続減

韓国、経常収支黒字が過去最長…外国人投資は8カ月連続減

2016年03月02日15時15分
[ⓒ 中央日報日本語版]
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  韓国の1月の経常収支が黒字を記録して過去最長となる47カ月連続黒字を継続した。

  韓国銀行が2日発表した「2015年1月国際収支(暫定)」によると、ことし1月の経常収支は70億6000万ドルの黒字を記録した。しかし、輸出より輸入減少幅が大きいため、不況型黒字に対する懸念が引き続き出されている。

  国際収支基準の1月の輸出は379億ドルで前年同月比15.8%の減少となった。輸入は23.1%減となる297億9000万ドルを記録した。通関基準の輸出は18.8%減となる366億2000万ドルを、輸入は20%減となる314億2000万ドルだった。

  輸入は297億9000万ドルで前年同月比23.1%減少し、下落幅がさらに拡大した。これは2009年8月(31.3%)以降、最大の下落幅だ。

  また、外国人の投資も縮小している。先月、外国人の韓国投資は前月(-40億4000万ドル)に比べて減少幅がさらに拡大した-45億3000万ドルを記録した。外国人の国内投資が減ったのは昨年6月以後、8カ月連続となる。この期間に流出した外国人の投資資金は233億8700万ドルに達する。

  韓銀関係者は「海外株式市場の不振などの影響が国内の金融市場にも及んでいるものとみられる」と伝えた。
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