『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス HD』海外レビュー
『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス HD』の海外レビューです。
- ジャンル:アクション・アドベンチャー
- 機種:Wii U
- 開発:任天堂
- 販売:任天堂
・アップスケールされた素晴らしいビジュアル
・絶望的でダークな物語
・チャーミングなキャラクターたち
・Wii U向けの様々な改善点
悪い点:
・細かなグラフィック上のバグ
・Wiiリモコンでのチャンバラよ安らかに眠れ
『トワイライトプリンセス HD』は前作を更に改善し、リマスターの金字塔の一つに仕上がっており、この世代最高のゲームの一つという地位を確固たる物にしている。
・アクティビティに満ちた、活気溢れるオープンワールド
・心に響くキャラクターとロケーション
・創意工夫に富むダンジョン
・息を呑むボス戦
悪い点:
・底の浅い戦闘に焦点を当てた新しいダンジョン(amiibo経由)
・物足りないオーディオとビジュアル
・ギミックに終始するウルフ・リンク
・手応えがない
『トワイライトプリンセス HD』は明らかに、歪んだアイデンティティに呪われていた、時代の産物だ。任天堂が不安定な時期に生まれ、GameCube最後の雄叫びであると同時にWiiロンチ・タイトルという2世代同時開発であり、モーション操作(本作では削除されている)の最終試験だった。10年後の今なら、栄誉あるシリーズのダークで暴力的な傑作という、真の姿で記憶されるかもしれない。
・驚異的なパズル・デザイン
・上手く機能するGamePadサポート
・Wii Uを念頭に置いているように感じられる
悪い点:
・ビジュアルのグレードアップが物足りない
・獣の試練は平凡で最低限の内容しかない
『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス HD』は素晴らしいゲームプレー体験で、ビジュアルのアップグレードは物足りないにもかかわらず、古臭さは感じさせない。
狼プレーが退屈なのは確かだし、新しい「ダンジョン」はガッカリだ。それでも、『トワイライトプリンセス HD』は楽しいアドベンチャーが好きな人にお勧めだ。
・素晴らしいダンジョン
・壮大な物語
・改善された操作性
・amiiboのカスタマイズ性
悪い点:
・物足りないグラフィック
『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス HD』には、時代を超越した印象的な場面が詰まっている。任天堂によるHDアップデートのお陰で、見た目や感触は現代風になっている。クリーンさ、フレッシュさの増した演出はそれでも残念なほど平坦さが目立つ箇所もあるとはいえ、それを乗り越えれば、シリーズ最高峰のパズルとダンジョンが待っている。
・ゲームプレーとダンジョン・デザインはほぼ完璧
・中身の濃い広大なゲーム世界
・ミドナは最高
・リマスター自体も素晴らしい
悪い点:
・斬新なアイデアに乏しい
・『時のオカリナ』のマジックの再現にこだわりすぎ
・平凡で往々にして酷く醜いアート
・やはり長すぎてテンポが悪い
『ゼルダ』最高傑作ではないが、質の高いリマスターとミドナの存在のお陰で、改めてプレーする価値はある。
・広大で引き込まれる世界
・エキサイティングな物語とイベント
・Wiiリモコンのチャンバラの削除
・素晴らしいダンジョン・デザイン
悪い点:
・時折不安定なパフォーマンス
・単調なサウンド・デザイン
・言うことを聞かないカメラ
・ムラのあるHDビジュアル
『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス HD』は、GameCubeとWiiのハイライトを最高に楽しくリマスターした作品だが、ファンが望んだよう完璧な製品ではないかもしれない。一部の要素は古臭くなっており、リマスターでも修正されていない。しかし、それらを踏まえた上でも、『トワイライトプリンセス HD』は再訪する価値のあるアドベンチャーであり、既存のファンと近畿ファンの両方を存分にもてなしてくれる。
・Wii Uに完全に引き継がれているゴージャスなアートと音楽
・シリーズ最高峰の物語を紡ぎだす奇妙なキャラクターたち
・手応えのある終盤のダンジョン
悪い点:
・基本的フィーチャーの過剰な説明がテンポを阻害
・最悪な光のかけらクエスト
『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス HD』は、2006年のオリジナルの長所と短所を維持している。オープニングは少々苦痛かもしれないが、魔法のような世界を体験するためなら耐える価値はある。
サウンド: いつも通り素晴らしい『ゼルダ』のサウンドトラックは、壮大な空気感を醸し出している。キャラクターはあまり喋らないが、ミドナの声は脳内で響き続けている
インターフェース: 操作は悪くないが、どうしてもカメラを望む位置に向けることができないこともあった。大きな欠点ではないが、あちこちで散見された
『トワイライトプリンセス』のHD版が遂に出たのは喜ばしい限り――待望という言葉が相応しい。強力なダンジョン・デザインは色褪せていないが、テンポの悪さが足枷となっている。それでも、まだ未プレーならチェックすべきだろう。何はともあれ、ミドナは相変わらず最高だ。
・感動的な場面が盛り沢山
・GamePad操作はWiiリモコンから大幅に改善されている
・嬉しいamiibo機能
悪い点:
・『ゼルダ』らしくないダークなトーン
・『時のオカリナ』のフォーミュラをなぞり過ぎている
改善点のお陰で、『トワイライトプリンセス HD』は現代で最も出来の悪い『ゼルダ』の最高のバージョンに仕上がっている。とはいえ、平凡な『ゼルダ』でさえ実に楽しいゲームなのだ。違和感のあるトーンや予定調和な構造を許容できれば、最高ではないものの良いゲームとなるだろう。私は文化的遺物として楽しんだが、今回改めてプレーしてみて、この方向性が一時的なもので良かったと思わされた。