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中韓 北朝鮮制裁決議案 採択後に着実履行が重要2月28日 20時52分
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北朝鮮の核問題を担当する中国と韓国の代表がソウルで会談し、国連安全保障理事会に提出された北朝鮮に対する制裁決議案を巡り、採択後、関係国が制裁を着実に履行することが重要だという考えで一致しました。
北朝鮮の核問題を巡る6か国協議の議長を務める中国の武大偉特別代表は、28日に韓国のソウルを訪れ、ファン・ジュングク朝鮮半島平和交渉本部長と会談しました。
会談では、北朝鮮による4回目の核実験と事実上の長距離弾道ミサイルの発射を受け、国連安全保障理事会にこれまでにない厳しい制裁内容を盛り込んだ決議案が提出されたことを中心に意見が交わされました。
会談のあとファン本部長は記者団に対し、「採択される決議を両国と国際社会が全面的に履行することで、北に核開発では出口がないと認識させなければならない」と述べ、中韓両国が制裁を着実に履行することが重要だという考えで一致したと明らかにしました。
北朝鮮への制裁を巡っては、経済的な関係が深い中国の役割が鍵を握りますが、武特別代表は記者団に対し、「両国は新しい決議が採択されることを支持し、今後も関連するさまざまなレベルでともに努力していくことになった」と述べるにとどまりました。
一方、米韓両国が検討しているアメリカの最新の迎撃ミサイルシステムの韓国への配備について、ファン本部長は、28日の会談で中国側からは言及がなかったと明らかにしました。
会談では、北朝鮮による4回目の核実験と事実上の長距離弾道ミサイルの発射を受け、国連安全保障理事会にこれまでにない厳しい制裁内容を盛り込んだ決議案が提出されたことを中心に意見が交わされました。
会談のあとファン本部長は記者団に対し、「採択される決議を両国と国際社会が全面的に履行することで、北に核開発では出口がないと認識させなければならない」と述べ、中韓両国が制裁を着実に履行することが重要だという考えで一致したと明らかにしました。
北朝鮮への制裁を巡っては、経済的な関係が深い中国の役割が鍵を握りますが、武特別代表は記者団に対し、「両国は新しい決議が採択されることを支持し、今後も関連するさまざまなレベルでともに努力していくことになった」と述べるにとどまりました。
一方、米韓両国が検討しているアメリカの最新の迎撃ミサイルシステムの韓国への配備について、ファン本部長は、28日の会談で中国側からは言及がなかったと明らかにしました。