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輸出用のサバ缶詰にサンマ混入 原料表示せず
3月3日 13時01分

千葉県銚子市の水産加工会社が、輸出用のサバの缶詰およそ300万缶に、原料の表示をしないままサンマを混ぜていたことが分かりました。
表示にない原料を混ぜた缶詰を製造していたのは、銚子市の水産加工会社「信田缶詰」です。
会社側によりますと、おととし製造し、主に中東のイエメンに輸出したサバの油漬けの缶詰およそ1600万缶のうち、およそ300万缶にサンマを混ぜていたということです。
去年、長野市の食品卸会社の子会社になる際に行われた内部調査で、必要な原料の表示をしないままサンマを混ぜていたことが明らかになったということです。
缶詰に入っていた魚肉はフレーク状で、見た目などではサバとサンマを見分けるのが難しいということです。
原料のサバが不足したためサンマを使っていたということで、信田缶詰が出荷先の企業に謝罪し和解したということです。
信田缶詰は「消費者や取引先に大変申し訳ないことをしました。今後、再発防止に努めて参ります」と話しています。

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