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 26日の開業を間近に控え、北海道新幹線を模してデザインした連だこが、札幌市の冬の青空に浮かび上がった。

 札幌凧(たこ)の会の田中光夫代表(69)が制作した。軽くて丈夫なポリエチレン不織布と竹の骨組みで作られており、縦41センチ、横32センチのたこを50枚つなげている。全長は50メートル。先頭は新幹線の先頭車両をイメージし、全体の色も本物に合わせた緑、紫、白の3色だ。

 田中さんは「空は飛べない新幹線ですが、たこは青空に力強く揚がりました」と笑顔で話した。(山本裕之)