ウクライナで昨年末に大規模停電

サイバー攻撃、初の事例か

2016/3/1 18:25

 【ワシントン共同】ウクライナで昨年12月23日、22万5千人以上に影響した大規模な停電があり、米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は2月29日、サイバー攻撃が原因だと米情報当局が判断していると報じた。クリミア編入などで対立するロシア軍の関与を疑っている。

 電力や交通機関などインフラへのサイバー攻撃は以前から懸念されてきた。同紙は、サイバー攻撃によって大規模停電を引き起こした最初の事例とみられると伝えた。

 米国土安全保障省は国内の電力や交通、水道を管轄する機関に厳重な注意と対策を呼び掛けた。