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「トモダチ作戦」震災5年を前に米で記念式典
3月3日 10時45分

「トモダチ作戦」震災5年を前に米で記念式典
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東日本大震災から5年になるのを前に、アメリカ軍による大規模な支援活動「トモダチ作戦」に参加した関係者が、ワシントン近郊のアメリカ国防総省で記念の式典を開き、日米関係の重要性を確認しました。
「トモダチ作戦」は、5年前の東日本大震災で被災した人たちを支援するため、アメリカ軍の兵士およそ2万人と原子力空母「ロナルド・レーガン」などおよそ20隻の艦艇が参加した、アメリカ軍の過去最大規模の災害支援活動です。
震災から5年となるのを前に、ワシントン近郊のアメリカ国防総省で2日、記念の式典が開かれ、作戦に参加したアメリカ軍の兵士や日米両国の政府関係者など350人が出席しました。
式典では、空母「ロナルド・レーガン」の司令官だったギリアー少将が、「『トモダチ作戦』に参加できたことを誇りに思っている。予想できない困難に直面し、日米両国は関係の深さを示した」と述べました。
これに対し日本政府を代表して、日本大使館の泉裕泰公使が「日本の国民は皆さんの支援を決して忘れません。寛大な心が関係をさらに強化しました」と述べ、感謝の意を示しました。
このあと、自衛隊に所属する歌手が復興支援ソングの「花は咲く」を披露し、盛んな拍手が送られていました。
アメリカ国防総省は、「トモダチ作戦」をアメリカ軍が行った重要な災害支援活動と位置づけ、庁舎の一角に当時の活動を紹介するパネルを展示しています。

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