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最終更新:2016年3月2日(水) 20時14分

丸川環境相「“反放射能派”が世論の大勢」

 丸川環境大臣は、東京電力・福島第一原発事故の後、国が除染の長期目標を定める過程で「反放射能派という人たちがわーわー騒いだ」などと発言し、その後撤回した問題に関連して、野党側から「どういう人達が騒いだのか」と追及されたのに対し、「当時の世論の中にそういう考えが大勢を占めていた」と答弁しました。

 「『反放射能派というと変ですが』と、『そういう人たちが騒いだ中で』というふうに言っているんですよ。どういう人たちが、どういうふうに騒いだんですか」(民主党 小川敏夫参院幹事長)

 「リスクは絶対にゼロでなければならないという極めて現実的に実現するのが難しい状況について、そうでなければ受け入れられないのだということをおっしゃる方たちのことでございます」(丸川珠代環境相)

 「そういう人たちがどうやって騒いだんですか」(民主党 小川敏夫参院幹事長)

 「いろいろなところで、いろいろなご発言があったという意味でございます」(丸川珠代環境相)

 「いくつか例をあげて言って下さい」(民主党 小川敏夫参院幹事長)

 「当時の世論の中に、そういう考えが大勢を占めていたということを申し上げておきます」(丸川珠代環境相)

 丸川大臣の答弁に対し、民主党の小川議員は「とても納得できる説明ではない」と反発しました。(02日14:27)

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