ソウル=牧野愛博
2016年3月3日12時00分
北朝鮮軍は3日午前10時ごろ、東部の元山(ウォンサン)付近から発射体6発を日本海に向けて発射した。韓国国防省などが発表した。飛距離は100~150キロで、短距離ミサイルかロケット弾とみられる。
北朝鮮軍は現在、冬季訓練を実施している。過去にも兵器の信頼性や戦術を確認するため、訓練中に短距離ミサイルなどを発射してきた。ただ、7日から史上最大規模とされる米韓合同軍事演習が始まるため、北朝鮮軍は今後、米韓との対決姿勢を強めていくとみられる。
北朝鮮軍は先月、最高司令部の重大声明を発表し、米韓などへの武力攻撃の可能性に言及した。北朝鮮メディアは3日午前現在、国連制裁決議に対する北朝鮮の反応を伝えていない。(ソウル=牧野愛博)
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朝日新聞国際報道部
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