美女社長とAV監督のスナック人生相談
2016年03月03日(木) 二村 ヒトシ,川崎 貴子

健康な女子さえも苦しめる「メンヘラメーカー」の罪

二村ヒトシ×川崎貴子【女子会】第2回

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二村ヒトシさんと川崎貴子さんの人気連載シリーズ。今回は特別に「ガールズトーク」を展開します。連載を読んでくださっている、今をときめく女性ブロガー3名をお招きしました。彼女たちが、これまで登場してきた独身男性たちにモノ申す!今回はなぜかメンヘラばかりと付き合ってしまう編集Mさんについて切り込みます。(文・崎谷実穂/写真・村田克己)

【第1回】「石原さとみの顔なら付き合ったのに」だと!? 男が女を「顔」で判断するワケはこちらからご覧ください。

メンヘラホイホイ? それともメンヘラメーカー?

川崎 ではここから、この連載に登場した独身男性にフォーカスをあてていきましょう。最初はどうしましょうか?

トイアンナ やっぱりまずは編集者Mさんでしょう。

二村 なぜかメンヘラとばかり付き合ってしまう、「メンヘラホイホイ」の彼ね(付き合ったら痛い目をみる「メンヘラ女子」の見抜き方 )。

アオヤギ Mさんみたいな人って、けっこう世の中にいるんですよ。メンヘラ女が増えてるというか、メンヘラという名前ができてそういう女性が可視化されてきたというのもあるんですけど、それ以上に自分に「メンヘラホイホイ」という属性をつけて、雑魚モテ(※1)してる男性は多いと思うんですよね。

※1 『邪道モテ!』(犬山紙子・峰なゆか 著 2012年刊 現在、『恋愛カースト』に書名変更して文庫化されている)に出てくる、自分にとってどうでもいい異性にモテている状態を指す言葉)

二村 多いねえ。

ぱぷりこ あとそういう男性って、本物のメンヘラホイホイじゃないんですよね。Mくんはメンヘラの例として、「毎日メールとかLINEを送ってくる」「会いたいと言ってくる」と言っていますよね。女子は、恋愛がうまくいかない時に、相手に執着してしまって、自分の思いの丈を長文メールに全部込め! みたいなことを、人生のどこかで普通にやってるんですよ。それだけで「おれいつもメンヘラにひっかかるんだよね……」とか言うのはいかがなものかと。しかも男性の対応がわるいから、女性を不安にさせてることもよくある。メンヘラホイホイなのか、それとも自分の態度でメンヘラをつくり出しているのか、考えてみてはいかがですか? と問いたいですね。

トイアンナ 「メンヘラホイホイ」ではなく、「メンヘラメーカー」の可能性はおおいにありますよね。

ぱぷりこ 女性でも「私、だめんずウォーカーなんです」っていう人が、だめんず製造機であることはよくあります。それと同じですよね。

二村 あー、あるねえ。

ぱぷりこ 「メンヘラホイホイ」という言い方がまた、キャッチーで使いやすいんでしょうね。「草食男子」など人を定義する言葉ができると、すぐそのボックスに放り込んで、中身は整理されていない。私もつい使ってしまうので、自戒も込めているんですけど……。

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