熊本県は2日、人気キャラクター「くまモン」を利用したグッズや食品など関連商品の売上高が2015年に1007億7800万円になったと発表した。前年比56.6%増え、年間で初めて1000億円を突破した。このうち海外での売上高は21億円を超えた。
くまモン関連商品の販売が全国で本格化した11年からの売上高は累計2419億円。同県が企業や団体に無償で商標利用を認めたことが活発な利用を促した。
蒲島郁夫知事は「くまモンが全国で愛され、人気者になった結果だ。アジアでの人気も広がっており、まだまだ伸びる」と話した。