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父親「蔵に閉じ込められた経験あった」
3月2日 17時39分

父親「蔵に閉じ込められた経験あった」
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東京・足立区で当時3歳だった次男をウサギ用のケージに監禁して死亡させたとして、監禁致死などの罪に問われている両親の裁判が開かれ、父親は「子どものころ、お仕置きで蔵に閉じ込められた経験があったので、言うことをきかない次男をケージに閉じ込めた」と話しました。
無職の皆川忍被告(31)と妻の朋美被告(29)は、4年前の12月からおよそ3か月にわたって、足立区の自宅で、当時3歳の次男、玲空斗くんをウサギ用のケージに入れ、暴行を加えて窒息死させたうえ、遺体を遺棄したとして、監禁致死と死体遺棄の罪に問われています。2人は、監禁したことは認めていますが、死亡したいきさつなどについては争っています。
東京地方裁判所で開かれた2日の裁判で、忍被告は「自分も子どものころから殴られたり、お仕置きのため石造りの蔵に閉じ込められたりした経験があった。そのため、言うことをきかない場合は行動を制限するのが有効だと思い、ケージに閉じ込めた」と話しました。さらに、「はじめはしつけのつもりだったが次第に逸脱してしまった。途中からは、部屋を汚すといった行動からほかの家族の生活を守るための行動制限の意味合いが強くなってしまった」と話しました。

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