スポーツオーソリティ、連邦破産法11条の適用を申請
2016/03/02 21:01 JST
(ブルームバーグ):スポーツ用品小売りの米スポーツオーソリティは2日、連邦破産法11条に基づく会社更生手続きの適用を申請した。フィットネスブームに乗り損ね、資金繰りが行き詰まった。
2006年の13億ドル(約1490億円)規模の身売りで債務が膨らんでいた。デラウェア州の裁判所への破産申請後の発表資料によると、463カ所にある店舗のうち、最大140カ所を閉める。また、占有継続債務者(DIP)として、5億9500万ドルを上限とする事業再生融資(DIPファイナンス)を利用できる。申請によると、債務規模は最大100億ドル。
06年当時は売上高で同業ディックス・スポーティング・グッズと肩を並べていたが、債務負担で事業の拡大や刷新が遅れた。
原題:Sports Authority Files Bankruptcy After Missing Fitness Boom (1)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン Anthony Aarons aaarons@bloomberg.net
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更新日時: 2016/03/02 21:01 JSTニュース一覧
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