「ゴメン、ドア破壊した。」
・・・
夫よ、何が起こった?
夫が娘にキレて腹立ちまぎれに部屋のドアを破壊!
ただいま我が家は、1歳の息子が入院中のため、私が付き添いで病院暮らし中、夫と娘がアパートで2人暮らし中です。
夫はわたしが家を空けてる間の家事全てと4歳娘の育児を、基本1人でやってくれてます。
今朝は朝から洗濯ものを干しながら、娘に保育園への登園準備を促してたらしいのですが、娘がいつまでたっても準備を始めようとせず…。
登園時間が近づいてきて、おまけに洗濯物も仕事に行くまでに干さないといけないし。
元々、物事を予定通りキッチリやりたい派の夫は、時間が迫ってるのに動こうとしない娘の態度にぶちギレしてしまったらしく。
もちろん娘に手を出したりはしない夫ですが、腹立ちまぎれにリビング横の部屋につながるドアを蹴って開けようとしたら、
穴があいてしまった。
というのが、事の詳細でした。
とりあえず妻は、すかさず証拠画像を請求しました。
実際の破壊画像がこちら。
アップもどうぞ。
大きな穴ではないけど、綺麗にヒットしてますね。
カカトで思いっきり蹴ったのかな?
とにかく夫は穴があいた時点でハッと我に返ったらしく、LINEでも「ゴメンナサイ…」と平謝り状態でした。
夫の失態に、腹を立てそうになって気づいたこと
私はそれこそ昨日、こんな記事を書いたばかりでした。
車1台手放したら年間で大きなコストダウンになるぜヒーハー!
的なことをいってた矢先に、この破壊行動ですよ。
持ち家とかじゃなく、賃貸ですからね。弁償代いくらとられるんでしょ。
だから、最初の「ドア破壊した」から事の詳細を聞くにつれ、夫に対する怒りがメラメラと燃え上がって、きそうになったんですが。
途中でハッと思いました。
「私が夫の失態にこんなに腹が立つのって、ナンデダロウ?」
それでわたしの必殺技、【燃える怒りのLINE返し】を作動させる前に、指を止めて数秒間考えて見たんです。(もちろんBGMはテツ&トモで)
そしたら出てきました。ジャン。
「わたしは人に迷惑をかけたくない。
だから人からも迷惑をかけられたくない。」
これだー!!!
感情が湧いた時は、自分の持ってる観念を知るチャンス
いきなりですが、少し前に読んでとても面白かったこの本。
この本の中で、バシャールが言ってたんです。
どんな感情でも、すべての感情は、まず自分が信じ込んでいることから生まれます。最初に観念がなければ、感情は生まれません。観念とは、「感情をつくるもの」と定義できます。というわけで、
「感情が湧いた時は、自分がどんな観念を持ってるのかを知るチャンスだよ〜」
ってなことを、バシャールは本の中で教えてくれてました。
今回の件で、怒りの感情がわたしの中で出てきたのに気づいたので、このバシャールのアドバイスを実践してみたんですね。
そうしたら自分が
「迷惑をかけられると困る」
という観念を持っていたことに気づいたんです。
これは多分、小さい頃から家族や友達との関係の中で、わたしの中に自然と植え付けられた観念だと思うんですが。
そんな長い付き合いの観念にせっかく気づいたので、さらに自分に聞いてみることにしました。
「本当に、夫に迷惑をかけられたら困るの?」って。
「夫婦はお互いを補うものだから、迷惑をかけあってもカバーしあえばいい。」
わたしが夫との今までの結婚生活の中で導き出した、パートナーについての持論の1つがこれです。
「パートナーは自分に足りないピースを埋めてくれる存在である。」
おおざっぱで感覚的に動くわたしに対して、神経質で理論的に動く夫。
って感じで、夫には今までも現在も、わたしに足りないものをたくさんフォローしてもらってます。もちろん逆も然り。
だから、相手がいつもよりちょっとくらいミスしたって、迷惑をかけられたって、全然大丈夫。
むしろ迷惑をかけられた事実より大事なのは、
その経験が何を意味しているのかを、2人でよく考えること。
そうすれば問題も解決するし、夫婦関係も新しいステージに進めそう。
そんな考えに行き着いて顔を上げた時には、夫への怒りは不思議なくらいスーッとおさまってました。
夫婦はお互いに迷惑をかけあうことを許そう。
というわけで、必殺【燃える怒りのLINE返し】は封印して、夫には今後同じ状況を作らないための具体策の掲示を依頼しました。
もちろん、「わたしにできることがあったら言ってね(^-^)」って言葉も添えて。
夫からの返答は、
「時間管理をあきらめる」でした。
うん、いいと思う。時間に縛られて窮屈になるより、娘と楽しむ時間をもっと作ってほしいし。
家事も料理もソコソコできるとはいえ、わたしと比べて実戦経験が足りない夫に、大きな要求をしてることは重々承知の上で。
今日の反省を、これからの娘との時間に生かしてほしいなと、妻は期待しています!
…なんて偉そうに上から目線で書いてみましたが、そんなわたしは半年前くらいにスマホを2回連続でトイレに水没させるというバカすぎる失態をやらかしたことがあります。(ポケットにスマホ入れたままトイレに行くのダメ!絶対!わたしみたいになるよ!)
どちらも瞬間的には夫には呆れ怒られましたが(2回目の時は絶句してたな)、その後は凹んでいるわたしを気遣って、おっちょこちょいなわたしのミスを責めずにいてくれました。
これにはすごく救われたよなー。
って考えたら、やっばり夫の方が一枚上手ですね。
なんだか半年前の夫に、「迷惑かけあったっていいんだよー」って今回教られたようような気さえします。
そんな夫は今日の夕飯時に、作ったポトフを娘から褒められて、ほっぺチュー&「大好き♡」のお言葉をもらったそうです。娘、天使か。
なにはともあれ。よかったね、夫!
明日からまた頑張れ〜!
自分の感情を持て余してる人は、この本を読んでみてほしい
それにしてもすごいのは、今回紹介したバシャールの本!
特に「感情から観念を見つけよう」というアドバイスは、他にも毎日色んな場面でわたしに気づきを与えてくれてます。
おかげで最近は、無駄にカリカリしたり不安になったり怒ったり、ってことが明らかに減りました。
それどころか、思ってもみなかった観念が、次々と飛び出してくるのが面白い!
わたしってこんなに思い込みがあったんだーって、感慨深くなると同時にその観念を手放せて心の底からスッキリします。
スピリチュアル系に苦手意識がある人に無理強いはしませんが、日頃自分の感情を持て余してる人で、世間一般の常識外のことにも興味を持てるフラットな人は、読んでみて損はないと思います。
「感情から観念を探して手放す旅」は、道のりを進めば進むほど心が軽やかになっていきますよ。
オススメです!
- 作者: ダリル・アンカ,本田健,江藤ちふみ,島田真喜子
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