個人消費主導型に移行の中国、成長率半減でも大きな機会-レゴCEO
2016/03/02 12:35 JST
(ブルームバーグ):デンマークの玩具メーカー、レゴのヨアン・ヴィー・クヌッドストープ最高経営責任者 (CEO)は、中国の経済成長率が現在の半分程度になってもアジアでの成長を期す同社の野心は全く変わらないと表明した。
同CEOはブルームバーグとのインタビューで、「特に経済が産業けん引型から個人消費主導型にシフトしつつあることから、中国の成長率が3-4%になっても、われわれにとっては多くの成長機会があるだろう」と語った。
レゴが1日発表した2015年決算は、売上高と利益が過去最高を更新。中国での売上高は40%増と、同社の世界平均の約2倍に達した。
同CEOは中国には「今後10年、大きな可能性があるとみている」と説明。「中国で今事業を展開しているのは大都市など国内で最も進んだ地域で、デンマークとある程度似ている経済となっている場所だ。今後はそうした地域以外にも、一段と事業を拡大していく予定だ」と話した。
原題:China GDP Growing 3% Is Enough for Lego to Win Consumer Market(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:コペンハーゲン Christian Wienberg cwienberg@bloomberg.net
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更新日時: 2016/03/02 12:35 JSTニュース一覧
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