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【米大統領選】
民主政権への皮肉? トランプ氏優勢で「浮いた気持ちの選挙で大変なこと、わが国は経験した」 自民・鶴保氏
自民党の鶴保庸介参院政審会長は2日の参院予算委員会で、米大統領選の「スーパーチューズデー」をめぐり、共和党で優位に立った不動産王のドナルド・トランプ氏について「ポピュリズムになっていると言われる場合もある」と述べ、懸念を示した。その上で、日本政府に対し「情報収集を怠らず、どんな事態が起きても、しっかりと対応してほしい」と要請した。
鶴保氏は「米国民は『一度変えてみよう』という声が大勢を占めているという人もいる。『一度変えてみよう』という、浮いたような気持ちで選挙が行われた結果、大変なことになったのは、わが国も経験をしたかもしれない」と述べた。民主党への政権交代を皮肉ったようだ。