『アクティヴレイド -機動強襲室第八係-』07話(ネタバレあり・アニメ感想)
全話まとめ1 01~06話までの感想
全話まとめ2 07~
○7話感想
7話は、ハルカ回。
電車の音に聞き入る彼女は、老婆に正気を疑われます。
「知り合いに、タ○リという鉄道好きがいましてね」
訳の分からん事を口走って登場しましたが、彼は真面目な政治家。通りすがりの女性にも愛されおり、二人は長い間熱く抱き合いました。…本当に、真面目な政治家なんですよ?
OPが変わった!! というか、完成した!!
空を飛び回る第八の面々。止め絵も多いですが、中々気持ちのいいOPじゃないかな。
ズキューンッ!! ガタンゴトン、ガタンゴトン!! ドゥオーン!! シュピーンッ!!
効果音が出るのは、面白いですねw 特撮や子供向けアニメの演出みたいで、懐かしさを感じます。
特にすることもないので、首カックンをして目を見開くミュトスには、笑わせてもらいましたw
係長、そして室長にもウィルウェアがあるっぽい。実験部署だと、警視正や警部になってもウィルウェアを着込んで、駆けずり回らなければいけないのか…。室長は、お詫び行脚もあるのに大変だなぁ。
「ごめんね。非番だったのに…」
瀬名さんや円がメインの回でも、このような台詞を聞きました。これからも聞くことになるでしょうw
犯人が装備しているウィルウェアは、軍需産業開発のパーツを使用しているゴッツイ物。目的は、都知事の粛正らしいです。
不穏な事を口走りながら、一瞬で犯人を特定するハルカさん超優秀。ただの乗り物オタクじゃないんです。
犯人は、現都知事の対立候補の支持者でした。
「ありがとう。後で返すから」
借りパク犯の常套句を口にするヒナタ。そんな彼女のパソコンを無断で使用していた会長は、いろんな意味であやしい。ミスリードかもしれませんが、この人はイチイチ胡散臭い行動を取ります。
リコの情報収集能力が高いらしいけど、改造ツールってのは気になりますね。
ヒナタは、惨劇の果実という事件を調べているみたいです。他にも、テロ事件、当時の教祖などの言葉が出てきました。
「これは、ミサイル…ですか?」
「違います(ドヤ顔)」
パフォーマンス大好き現都知事は、明らかに殺傷能力が高そうなミサイルもどきを自慢気に披露。おしゃまんべ工科大学(笑)が開発した、非殺傷「性」犯罪者鎮圧 ロ ケ ッ ト らしいです。ほぼ、ミサイルだと思うんですが。非殺傷「性」といのも、政治家らしい曖昧なネーミングだ。
それを見た記者達は、「お、…おう」といった反応w 法律云々という話を抜きにしても、パフォーマンスは失敗していたでしょう。
エロイ顔をしながら、ハァ~ンとか言い出すハルカさん。
「いいよねぇ~。この、逞しい鉄骨ぅ…。力強くて美しいフォルムぅ…」
「あの…、ハルカさん。これは?」
「何か、気づくことない?」
あなたが、興奮している事には気付きました。
「フッ、フ~ン」
可愛い顔してあの娘やるもんだねの室長が、邪魔してきた都知事を脅します。
都知事も法律くらい調べてから、ミサイルもどき作ろうよ…。しかし彼は、厚顔無恥。何事もなかったかの様に、国民の味方を演じ始めます。
やっぱり、趣味のためにも突入役を志願していたハルカさん。索敵(とネットワーク)特化だから、彼女のウィルウェアは犬の形をしているのかな。
ここからは、鉄オタさんが歓喜するような専門用語満載。僕にはよく分からなかったけど、ハルカさんが大活躍しました。
略。
そして、一般人には理解不能の説得が始まります。
「余部鉄橋は、やっぱり初代ですよね」
「鉄骨剥き出しってのが、またグッっときたりして」
「石北本線の眺望峠を思い出して下さい!!」
「鉄道を愛するあなたが!!」
ズキュゥゥゥゥゥゥゥンッ。
犯人の心に、響いた!?
「かつて、あの急勾配を力強く駆け抜けた、デデゴイの二重連!!」
「まさに、あなたと娘さんじゃないですかっ!!」
???そうなの???
「どっちがいなくなってもダメ。それじゃ、峠の坂に負けちゃう!!」
「一緒に手を取り合って、走り続けなきゃいけないんです」
「人生という名前の、ロングウェイを!!」
アニメ史に残る、素晴らしい名言が誕生しました。人生という名前の、ロングウェイwww
しかしドッグが、システムを暴走させてしまいます。子供の手術のために事件を起こした犯人は、あっさりと死亡。ギャグ回かと思っていたので、人死が出るとは思いませんでした。
ドックは、幼稚なだけの奴かと思っていましたが、親心を利用した挙げ句に殺すとは、結構な下衆でした。
犯人が支持していた政治家も、自殺。彼の秘書をしていた稲城は、これまで描写された通り良い人なんだろうか。
スリ子は、重要人物っぽい。OPで目立っていましたし、自殺した政治家の近くにいました。
ミュトスの知らないところで、きな臭い動きがあるようですし、いよいよロゴスの内紛が始まりそうです。
○08話
警察より先に事件を解決してしまう、謎のウィルウェア・アルティメイド。ヒーローアニメの主人公みたいな奴ですね。
「ちょっとぉ!! せめて、お名前だけでもぉ!!」
猛って、こんな事言うキャラだったのかw
OP後、開幕おっさん全裸です。前から思っていましたが、舩坂さんはいい体してますね。そして彼のウィルウェアも、ゴツくて逞しい。
だけど全く活躍せず、手柄をアルティメイドに取られてしまいます。ウィルウェア初装着回だと言うのに…。
「全国34カ所で、アルティメイドのファンクラブ結成!?」
「アルティメイド煎餅なんていうのも出るらしいですよ」
「なんであっちにはファンクラブがあって、こっちにはないんだ!!」
「うちは、何かと大ざっぱだからじゃないんですか?」
「私は違う!!」
「ヘタしたら、うちら用済みですかぁ。えっ、ちょっと、そこ!! 黙らないで下さいよ!!」
この流れるような会話w 第八の人たちの雑談は、聞いてて飽きません。
上の会話の最中、円がモグモグしてたのが面白かったですw それにしても、あさみは第八に馴染みましたねぇ。
「チュッ」
投げキッス(死語か?)のような舌打ちをする瀬名さん。猛に触られるのが、そんなに嫌なの?w
「飲み会における美人が来るって話ほど、当てにならないものは無い」
合コンに誘われるも、超絶正論を吐きながら去ろうする瀬名さん。ちなみに、「美人」が「イケメン」に置き変わっても、超絶正論となります。
「ババミッチイにそっくり」という言葉に、彼は食いつきました。ババミッチィが、そんなにタイプなのかw
でも合コン相手が、ハルカとあさみだったと判明。ウンザリしていると、瀬名さんの元カノが現れました。旅客機の旋回事件の時、空中給油をしていた統合自衛隊の女性です。
ババミッチィそっくりなのは、モブキャラのまゆみさんらしい。なんだ、そりゃw
酔っぱらって、ノリが良くなる猛。好感の湧くキャラだけど、この人あんまり主人公らしい働きをしませんねw まぁ、主人公が常に活躍しなきゃいけない、っていうルールは無いんですけども。今のところ彼には、「大ざっぱな人」「酔っぱらってる人」というイメージしかないですw
「射撃の腕だけは私より上で、打ち抜いたのよ…。私のココを…」
なんの射撃なんですかねぇ…。
「何でも完璧であろうとする。そして、それを押しつける。それが総一郎の欠点」
「デートするにも、前の日に分単位のスケジュール表が送られてくるの。服も指定されてね」
「歩く速度に、注文付けられた事もあった」
こわい…。
合コンに来ていた第八の面々は、解体用重機の暴走事件のせいで呼び出しを食らいます。出動するも苦戦するオスカー1。重機つえぇ…。まんま、レイバー犯罪じゃん。
でも、アッサリと解決してしまうアルティメイド。中の人は、瀬名さんの元カノ・凡河内さんでした。
それと今週も、事件現場周辺にスリ子を確認。
「防衛省がウィルウェアの独占所有を狙っている」、「この国の政治はそうやって回っている」、「警察の武装を容認する」、「バーゼル会議の結論」。今一胡散臭い元政治家秘書の口から、気になる言葉がたくさん飛び出てきました。オロチがどうだとか、島根の議員が自衛隊に肩入れしていた理由などと、関係があるんでしょうね。
未練タラタラタラタラタラの自衛隊女子。もちろん瀬名さんも未練タラタラタラタラタラ。その内、よりを戻しそうですw
愚痴を延々と続けた後、感情的になってワインをぶっかける。だが瀬名さんのスーツを汚した直後、(表面上は)素に戻り「ところで明日暇かしら」と言い放つ。変人で定評のある瀬名さんですら、「えっ」という顔をしていましたね。
「別れたのに、何のために会っているんだろう…」
それは、未練タラタラタラタラタラだからです。
「じゃあ、もう一度付き合ってみる?(ちょっと期待しながら)」
「そうして、今度は私があなたを振るの(一応張っておく予防線)」
だけど「分かってる。本気にしないで」という言葉から、どんどん機嫌が悪くなっていきますw 何を考えているのか、非常に分かりやすいwww
建設中のビルに仕掛けられる爆弾。
「聞いてくれ。この任務に失敗したら、俺たちはビルもろとも吹っ飛んで命はない。だから、謝っておきたいんだ…」
こんな台詞からの謝罪プレイ。 (触れると爆発で死ぬ!!)レーザーセンサーを避けながら
「初めてのデートで観た映画…、あれは選択を誤った」「済まなかった…」
「悪かった…」
「いい、いい感じよ…。颯一郎ぅ」
「もっと、謝って」
「さぁ、もっと謝りなさいぃ。もっとぉっ、もっっっとぉ~」
凡河内さんは、ちょっと変わった性癖。
爆発物に衝撃を与えないため…とはいえ、玩具のようなボールを拾うために動き回る光景は、相当シュール。
犯人は、ウィルウェアのデータを取っているようです。
「競争なんかしている場合じゃない(キリッ)」
最初っから、競争してる場合じゃなかったんだけどねw
完璧な彼女のために、自分が完璧になろうとして、完璧になれず嫌になってしまった、という瀬名さん。彼が余りにも几帳面過ぎるのは、この時に壊れてしまったから?
またまた乗っ取られるウィルウェア。
「私もあなたに謝りたい。あなたが人生の汚点なんて嘘」
「本当はわたし、あなたが…。ほんとうは」
「どうして最後に、お前の声を聞かなきゃいけないんだ…」
瀬名さんの台詞は、ちょっとギャグっぽかったけど、また人死にが出るんじゃないかと感じました。先週、死者がでましたから、そう思っちゃったんでしょうね。
自衛隊に、あっさりと確保されるアルティメイド。その光景から、何かに気づいた会長の描写へと、突如切り替わります。この時彼は、警察に直接話したいと言っている事から、ロゴスのメンバーじゃないのかな? 悪意は無いように見えました。
ロゴスとは関係ないけど、アルティメイドが防衛省のものだと気づき、それをメディアに知らせただけとか? そう思わせておいて、やっぱりロゴスのメンバーなんだろうか…。
記者達に囲まれる凡河内さんを見た瀬名さんが、しんみりと言葉を漏らして終了。
ただ一つ、気になって仕方のない事があります。
「舩坂さん、ババミッチィって誰ですか?」
「ああ、それなら…」
会話終了。
…えっ、教えてくれないの? ババミッチィって、誰よ?
○リンク
『アクティヴレイド -機動強襲室第八係-』07話(ネタバレあり・アニメ感想)
全話まとめ1 01~06話までの感想
全話まとめ2 07~